薄桜鬼
6
「やっ、土方、さん!」
私は必死に土方さんね肩を掴み、自分の体を支える。
「奈美、上向け…」
土方さんの胸に顔をうずめていると、土方さんから声をかけられた。私は顔を上げ、虚ろな目で土方さんを見つめる。
土方さんは腰に腕を回し、ぐっと私を自分の方に引き寄せ、そのまま深いキスをしてくる。
「ふっ…んぁ、ん…」
「…奈美…」
土方さんの甘く、低い声が私の名前をまるで呪文ように何回も呼ばれる。
私も土方さんの名前を呼びたかったが、口を塞がれて呼ぶことが出来ない。
私は土方さんの胸を叩き、離してもらうよう合図した。土方さんは口を離し「どうした?」と聞いてくる。
「土方、さん…好き…大好きっ…」
ずっと呼びたかった名前を呼び、溢れる想いを彼に伝える。その瞬間、土方さんの自身が私の中で大きくなった。
「ひゃっ…おっき…よ」
「こんな時にっ…煽ってんじゃねぇよ…」
更にスピードを上げて突き上げてくる土方さん。その動きに耐えられず私は体を震わせ絶頂を迎えた。土方さんも私の後を追うように私の中に欲を残していったー…。
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