「おい」 『ん〜?』 「お前何してんだ」 『えー?何がぁ?』 「それだソレ。そのかき氷の山は何だ」 『食べる』 「当たり前だ。喰わねーと勿体ないだろうが」 『じゃあ何でそんなこと聞くのー?』 「おま…っ 今は11月だぞ、そんな山、喰う季節じゃねぇたろ」 『私は好きなときに食べたいものを食べるんですー』 「…俺、お前と喋んの疲れるんだけど」 『あ、それ一緒だねぇ 私もそうだよ』 「(コイツ…!)」 『ねー、青君〜』 「青峰だっつってんだろ ンだよ」 『私ねー、青君のこと好きじゃないよ』 「…」 『好きじゃない、大好きなんだぁ』 「…俺は大好きじゃねェ、…愛してる」 『青君、キスしよっか』 「バーカ、そんなの許可取るもんじゃねェだろ」 『あはは、そうだねぇ』 夢は明けずとも (君はそこに在る) (おら、目ェ閉じろ)(青君って案外ロマンチストだよねぇ)(うっせぇよ)(ハイハイ) 口の中には甘酸っぱいハワイアンブルーが広がった -------- 青峰君が火神君に見えるのは気のせいですよ(はぁと)(うざいです) |