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優しく(骸髑)
互いの吐息が重なるまで、あと数センチ。

「いいですか、クローム」

触れ合う寸前のところで骸はとまった。無理強いはしたくない、クロームの意思を尊重したいという骸なりの配慮のつもりだ。
骸の影にすっぽり収まった小さなクロームは、急に接近した目の前の骸の顔を大きな瞳をさらに大きく見開いて固まっていた。

いいですか、なんて。
聞かなくてもいいのに。

この距離にあることですら、クロームにとっては心臓はうるさくなるし体中の血管が脈打つのがわかるしで、どうにかなりそうなのに。
私が骸様を拒むわけがないんだから、いっそ不意打ちのほうがよかった、と思う。染み入るような低く優しいバリトンの声音がすぐそばで聞こえて、喜びと羞恥で頭がくらくらしてくるわ。

みるみるうちに赤くなってゆくクロームを、骸は愛しく思った。くふふ、少し意地悪だったでしょうか。骸には、クロームが断ることはないだろうという打算があった。それでも、きちんとクロームから了承を得たかったのだ。

クロームは骸に大事にされている。愛されても、いる。

「はい、むくろ、さま・・・」

クロームも負けないぐらい、骸を愛して、大切にしていた。

震える声が真っ赤なクロームの精一杯。
骸は微笑んで優しく優しく唇をおとした。














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骸さんと髑髏ちゃん妄想駄文。
無駄に甘くなりました。

髑髏ちゃんは真っ赤になりつつ骸様を受け入れてたらいいなあ!
骸様はそんな髑髏ちゃんを見てきゅんきゅんしてたらいいなあ!

脳内少女漫画化進行中(爆)

とにかくむっくんと髑髏ちゃんはラブラブしてたらいいよ!


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あきゅろす。
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