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悪魔も喘ぐ夜
*


「今から麗を楽にしてあげる。

 でも、これは本当は一人でするものだか

 ら次からは自分でするんだよ?」


 あくまでこれは教えるだけ。

 その性欲の矛先が俺自身には向かわない

ように注意しなければ。

 …そうしなければ、麗は今の場所からま

た堕ちてしまう。


 分からないながらも不安げに頷く麗の額

にキスをする。


 そう、これは親が子供に教えるのと同じ

こと。

 ただ、それだけ。

 父さんの代わりに俺が教えるだけだ。


「麗、服を脱ごうか。

 ちょっと立って」

「うん…」


 俺の上に馬乗りになって胸を弄る時はあ

んなに大胆なのに、潤んだ目で俺を見る麗

はどこか心許ない。


「あっ…。パンツまで?

 恥ずかしいよ…」

「恥ずかしいから、次からは一人でするん

 だよ」


 “わかった?”と問う俺に、麗はただ小

さく頷いた。


「おいで、麗」


 短パンと下着を脱がされ、下半身は靴下

だけになった麗がおずおずと俺の膝の上に

戻った。

 まだ皮をかぶった幼いそこは少しだけ反

応して角度をつけている。





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あきゅろす。
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