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悪魔も喘ぐ夜
*
ふわふわと体が軽い。
わたあめみたいな雲に体を預け、クリー
ム色の空をボーッと見上げる。
あぁ…これは夢なんだな。
現実味のないふわふわと意識を漂わせて
俺はぼんやり理解した。
やがて目の前に見知らぬ青年が現れた。
金髪に紫色の目。
肌は白くて、モデルでもできそうな整っ
た容姿。
青年は俺の姿を瞳に映すと、表情を綻ば
せた。
誰かに似ている…と思ったが、記憶も思
考も零れ落ちていくようで何も掴めない。
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