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悪魔も喘ぐ夜
*


 “なんで”も、“どうして”も通用しな

い。


 だったら、答えは一つ…。

























「麗、俺を信じろ…」


 いつか“本当”にしてみせる…。


 麗は濡れたまつ毛を閉じてそのキスを受

けた。



 やや間をおいてゆっくりと唇を離す。

 瞼を開いた麗の表情には笑みが浮かんで

いた。


「お兄ちゃん、大好き…」


 今度は麗のほうから唇が重なった。





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あきゅろす。
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