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悪魔も喘ぐ夜
*
「あぁ、そうですわね。
私ったら、どうしたんでしょう。
さぁ、部活動を始めましょう。
3人とも早く席について下さいな」
部屋の空気の揺れが収まった時、まるで
何もなかったような部室がそこにあった。
そして最初からそうであったように“歪
み”が正された。
それが最初から当たり前だったように。
なん…だろう…。
何かがおかしい気がする…。
「桐生?始まるぞ」
「あっ、うん…」
加我の促す声にそれ以上立ち止まってい
ることもできなくて、俺は足早に席につい
た。
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