二人の恋愛日記♪
〈8〉
一緒に感じたい…
繋がってる部分が溶けて本当に1つになるくらいに…
「覚悟してね…」
爽やかな笑顔で念をおすと、これから与えられる快感を期待してかルルーシュの喉がコクっと鳴った。
「うっ…あぁっ…はんん…」
最初はゆっくりだんだん速く。
腰を前後に動かし、抽挿を繰り返す。
シーツをかきむしっていた手を掴み、僕の背に回して身体をピッタリくっつけた。
「ルルーシュ…んっ…大好き…」
「あっアァ…あっあっ…スザクったんじょうび…おめでとう…!」
「ハァ…ありがとう…」
その後深くて甘いキスを交わして、ラストスパート。
容赦なくルルーシュの奥にある快楽のスイッチを刺激した。
快感に悶えて内壁が痙攣したら、僕の方も我慢できなくなって本日2度目の絶頂へとかけ上がる。
間もなくルルーシュも僕の腹部に精を吐き、ベッドに沈んだのだった…
********
一緒にお風呂に入って身体を清めたあと、残ったケーキをしまい、神妙な面持ちでルルーシュが僕に近寄ってきた。
ベッドに座っていた僕の前に屈んむ…
「スザク…気に入ってもらえるかわからないが…」
「何でも嬉しいって言ったよ?」
「あぁ…ありきたりなんだが…」
「うんうん♪」
「これ…」
ルルーシュが遠慮がちに差し出したのは、銀色に輝くセンスのいいブレスレットだった。
それとよく似たものがルルーシュの腕にもあって、ペアになっているんだと気づく。
「何時も君を感じていられるね。ありがとう…すごく嬉しい…」
うぅ…ホントに嬉しくて泣きそう…
僕は急いでそれを自分の手首につけた。
「どう似合う?」
「とても似合っている…」
「へへっ////嬉しすぎだよ…僕…ホントに………。もう、ルルーシュ大好き!!」
涙ぐむ僕の頬にルルーシュが触れ、その手に自分の手を重ねようとしたその時…
カチっ
えっ?
ふとお互いの腕を見ると、まるで手錠のように貰ったばかりのブレスレットがくっついていた。
「凄い!これ引っ付くの!?シルバーだよね?不思議だ!」
「ふっははっ不思議だな!こんな機能がついているなんて知らなかったよ!」
あからさまに取り乱すルルーシュ…
「このブレスレット…何時も惹かれ合ってるんだね…僕とルルーシュみたいに…」
「あぁ…」
「最高のプレゼントだ!」
よかった…気に入ってくれて…
凄く悩んだんだ…
こんなに喜んでもらえるなんて…
「ルルーシュ…こっちおいでよ!今日泊まってくれるんでしょ?」
「もちろんだ…」
ベッドで抱き合いながら眠るルルーシュとスザク。
2人の腕に輝くシルバー。
それはルルーシュの甘い策略。
ブレスレットは手が近づけば、お互いを求めて惹かれ合う。
ブレスレットがくっつけば2人の手は触れる程に近づくだろう。
手を繋ぐ口実…
繋ぎたいって言えないルルーシュの細やかな願い…
ずっと手を繋いで歩いていきたい…
大好きな人と共に…
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スザク誕生日おめでとう!
また少し大人になって、ルルーシュを守ってやって下さい(^0^)
そしてルルーシュが溺れるくらい愛を注いでやって欲しい☆
08/07/10
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