二人の恋愛日記♪
〈7〉
「スザク……」
結合した後も動こうとしないスザクに不安げに呼びかける。
「よし!そろそろ動けそう?」
あっ待ってくれたんだ…
スザクも大分限界に近かった筈なのに、俺の身体が馴染むのを…
和ませてくれた…
お陰で力が少し抜けて、蕩けてきてるのがわかる…
スザクに返したい…
与えられた分を…
スプーンをテーブルの上に置きスザクに向き直り、ゴクっと生唾を飲んだ。
「うっ動くぞ…」
「うん…お願いします…」
一瞬可愛いスザクに戻った気がする…
頼まれて嬉しくなった俺はそっと腰を揺すってみる…
「んんっ…」
まずいっ…
ちょっと動いただけで何も考えられなくなる…
内壁が擦れてどうにかなりそうだ…
「動きながらルルーシュのイイところに当てて…どこがイイか分かるよね?ほら…頑張って…」
頷いてからまた律動を始める。
「あっ…あぁん…スザク…」
「ん…ルルーシュ…」
僕が自分で動くのとはまた違った快楽がある。
予想できないから余計に感じる…
気持ちい…
スザクが俺の動きで感じている…
額に汗を滲ませて、熱いため息を吐いたり、時折切なそうに眉をハの字によせたりして…
その様子が堪らなくて俺は一心不乱に腰を振った。
「あっあぁ……ハァん…うっスザクぅスザクぅ…」
「ルっルルーシュ!はっあっあっ!」
髪を振り乱し僕の上で踊るルルーシュに煽られて、達しそうになったから下から前立腺を目掛けて思いっきり彼の中を穿った。
「ひ…あああぁん!」
「ぅっ―――――!」
2人同時に吐精し、のけぞりかえったルルーシュの身体は後方に倒れそうになる。
その身体を引き戻し強く抱き締めれば、破れそうなほどに早い互いの鼓動が重なった…
ハァ…ハァ…
「ルルーシュ…ありがとう…凄く気持ちよかった…そろそろ僕に変わってくれないかな?愛してくれるのとっても嬉しいんだけど、僕もルルーシュを愛したいから…」
「…ちゃんと…伝わったか…」
「えっ?」
「ちゃんと届いたか?俺の気持ち…」
あっ…
それで…
今日はこんなに積極的なんだね…
可愛いいな…
愛しいな…
「届いてるよ…全部……君の気持ちはずっと僕に届いてる…意地悪したって冷たくしたってダメだよ?君の気持ちは何時だって僕に筒抜けなんだ…」
普段、俺たちの間の主導権は俺が握っているはずなのに、こういう時に思い知らされる…
優しい手で何時も俺を包んでくれていること…
恥ずかしいから口にするのはなかなか難しい…
でも…伝えたいと思う…こんなにも好きだということを…
「ルルーシュ…ベッドに上がろう…一回抜くよ?ゆっくり身体を上げて
…」
「ん…」
力の入らないルルーシュの腰を支えて、抜きやすいように上に引っ張ってあげた。
「んああ……」
ゾクゾクする…抜けていく感覚が切ない。もっとスザクと繋がっていたい…
そんなことを考えていたら、すぐだから…って慈しむようなキスをくれた…
俺の心を読んだのか?お前は魔法使いだな…
スザクに抱き抱えられ、ベッドに乗せてもらう。すぐさま奴が覆い被さってきて、組みしかれてしまった。
「いっぱい愛してもらっちゃったから、おかえしするよ♪倍返しだから覚悟してね!」
「…ふっ…ほどほどにしてくれ…」
「えぇ〜!?そこはうんって言うところでしょ;」
「好き勝手されたらあしっあぁ!」
言い終わる前に挿入した…一度中で出してたから、難なく僕を飲み込んでくれた。
ビックリしたのかルルーシュは目を見開いてたけど。
「はっスザク!話してたのに!」
「ダメだよ…」
「ふぇ?」
「さっきも言ったでしょ?筒抜けなんだ…」
少し低めに耳元で響いたら、ちょっと間を置いて、参ったって言われた…
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