二人の恋愛日記♪
〈6〉
限界の近い僕は、俺がすると言ったルルーシュを待たずに、彼のズボンのホックを外し、膝まで下げる。
「スっスザク待ってくれ!俺が…」
「ごめんね…ちょっともう待ってあげられないかも…」
成長しだしていたルルーシュのピンクい性器を軽く扱いて、快楽で身体の力を奪う。
すぐに蜜口へと指を突き立ててはみたが、流石に何もなしでは入らない。
使えそうなものないかな…
辺りを見回して僕の目にとまったのは、ルルーシュお手製の美味しそうなケーキだった。
あぁ!これ使えそう!
閃いた僕はテーブルの上に置いてあったケーキに手を伸ばし、指でクリームを掬った。
ルルーシュは怪訝そうな顔をし僕の動向を見守っている。
「何…するつもりだ?」
「えっとねぇ…こうするの♪」
「えっ!?あぁっ!」
クリームをたっぷり絡めた指はあっさりルルーシュの中に吸い込まれる。
やっぱり大正解!
これでいこう!
「スザクぅ…気持ち悪いぃ…」
クリームは油分が多いせいか、ローションよりも優れた潤滑剤になっている。
その分気持ち悪さも半端ないみたいだけど…
一度差し込んだ指を抜き、再度クリームを掬って今度は2本の指を入れた。
「はっんん…あっスザク!」
中で指を蠢かせば、ルルーシュの身体の熱で溶けたクリームが腿をつたって流れ出る。
ちょっと楽しくなってきて、クリームを掬ってルルーシュの身体に塗っては舐めを繰り返し、気づいた頃には彼の身体はベトベトになっていた…
「スザクいい加減にしろ!」
「ケーキ美味しいね。」
「そうか…よかった…じゃない!…もう…いいだろ…?」
クリームで慣らされた後口は挿入を渇望してひくつき、竿先からは僕にとってはケーキよりも甘露な蜜が滴っている。
「そうだね…」
いつの間にかまたスザクに主導権を奪われてしまっていた…
今日は俺がするって言ったのに…
「ルルーシュ…そのまま腰下ろしてくれるかな?」
不満そうな顔をしていたことに気づかれていたのか、俺にするよう求めてきた…
「分かった…」
「ゆっくりでいいからね…息吐きながら…」
俺は深呼吸しながら言われた通りにゆっくり腰を落としていく。
「ハァぁ…あっ…ふっ…」
「そう…いいよ…そのまま…」
この体位だと力の抜き方がわからない…
でも…今日は頑張るんだ!
後ちょっとのところまできたものの、その先に進めないでいるとスザク
が腰を掴んで俺を勢いよく引き寄せた。
「アアアァっ!」
スザクの強い力に引っ張られて、まだ先端部分くらいしか入っていなかったそれが一気に中へと侵入し、俺は激しい衝撃に高い声を上げた。
「ぁ…ハァ……手伝ってあげようと思ったんだけど…乱暴すぎたね…ごめん…大丈夫?」
目の前がチカチカする…
何時もより緊張しているせいか、中が解れてこない…
「ねぇルルーシュ…ケーキ食べさせて?」
唐突に場違いなことを言われて、激怒する前に硬直してしまった。
「い…ま食べるのか?」
「うん♪」
かなり渋ってたけど、今日のルルーシュは従順だ…
震える手でスプーンを持ち、ケーキを僕の口に運んでくれた。
「美味しい…もっと…」
二三度ケーキを味わって、満足した僕は今度はルルーシュにも食べて貰った。
繋がってるだけあって、味わってる場合じゃないという感じだったけどその姿が可愛くてちょっと意地悪した。
緊張が解けるいいと思ったんだけど、逆効果だったかな…?
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