二人の恋愛日記♪
〈5〉



どうしたらいいんだろう…
俺がしてやるなんて大口をたたいたが、ホントは何をどうしていいのかさっぱりわからない…


何時もスザクに任せっぱなしだったし…
でもそれじゃダメだと思っていて、ちゃんと俺からも愛を返さないと…
与えられるばかりの存在になるのは嫌だ…
何かを与えられる存在になりたい…



「ルルーシュ…大丈夫?すっごく嬉しいから気持ちだけで十分だよ?誕生日プレゼントはルルーシュだったんだね。」


「ちっ違っ!プレゼントはちゃんと他にあって…これは……オマケだ!大丈夫だから、スザクは何もしないでくれ」


「分かった。」


うわぁ〜…ルルーシュガチガチに緊張してる…何もしないでって言われたけど、協力はするからね?


スザクは自らテーブルとベッドの横に寝転んで、ルルーシュを自分に跨がるよう促した。

「服も脱いだ方がいい?」

「おっ俺が脱がしてやる!」


服を脱がせて、身体にキスをして、そっそれからなんだ?

スザクは何時もどうしていただろうか…


「俺がするから…」




スザクが羽織っていたパーカーのチャックを下げ、中に着ていたタンクトップを捲りあげると、健康的な身体が露になる。


見慣れているはずの姿も眺める位置が変わると、また違うように見えて、ルルーシュの鼓動はまた速くなる。

「ルルーシュのは僕が脱がせてあげるね…気にせず続けて。」


スザクの指がのびてきて、ピンク色のシャツのボタンを一つ一つ外す。


脱がされながらも、ルルーシュは必死な形相でスザクの首筋や頬、胸、脇腹へと唇を寄せた。
下腹部あたりまできて、股間に触れるとスザクのそれが反応して苦しそうにしているのがわかる。


そうだ!スザクはよく俺のを舐めていた。
何時も挿れる前に一回イかされるんだ…


俺もスザクのを舐めてみたい…


ズボンの留め具を外し、パンツごとズボンを下げ、中から半立ちの性器をとりだした。


「ルルーシュ?」


しごいてくれるのかな?わぁ〜そんなまじまじ見ないで!



パクっ


「うぁっ!」


僕が変な声を出したからルルーシュが不安そうにそこから顔を離した。


「嫌か?」



「嫌じゃないけど…そんなことまでしてくれなくても…」

「俺がしたいんだ…」



口に含んだスザクの精の象徴を吸ったり舐めたりしていると、みるみるうちに形を変え、硬度をました。


「はっ…ルルーシュ…」


ギュッと眉を寄せ、荒い息を吐くスザクの様子がとても男臭くて俺まで興奮してくる。


喉につきそうなほどに加えこんでも、全部は口に入りきらない。

それでも顎を使って口をスライドさせる。入らなかった部分は手で扱き、スザクがしてくれるように先端を舌先でつついた。
するとじわっと口内に苦さが広がる。先走りが漏れたらしい…


「はぁ…ん…ルルーシュ…そんなにしたらイっちゃうよ?」

「ひへばひひらろ…?」

「ちょっ///くわえながら話さないで!」


あぁヤバいってホントにイっちゃいそう…
ルルーシュの口に出すなんて、なんか罪悪感が…
暫く顔見れなくなるよ…
絶対回避!



「口もいいけどもっとルルーシュの奥で感じたいな…」


暗に挿入を仄めかし、僕はルルーシュの頭を撫でる。最初は無視して行為を続けていたけど、ルルーシュも早く繋がりたかったのか、僕自信から口を放してくれた。


再度馬乗りになったルルーシュの腰を撫でてあげると、恥ずかしそうに長い睫毛を伏せた。










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