僕と君の恋愛日記♪2
〈7〉
「そうだ…お前の勘違いだ……なんで俺が怒鳴られないといけないんだ……」
泣きそうな声がとても可愛くて、堪らなくなて後ろからルルーシュをギュッと抱きしめた。
「怒鳴ったりしてごめんね、ルルーシュ…僕…不安だったんだ…僕が迫ったから仕方なく僕と付き合ってくれただけじゃないかって…」
「俺はそんな面倒なことはしない……」
だよね…
「うん…ごめん…」
「俺は…いろいろ考えて、お前と付き合うことにしたんだ……」
「うん…大好きルルーシュ…」
暫く沈黙が続き、じっと抱きしめられていたルルーシュは違和感に気づく。
ん…?
お尻のあたりに何か硬いものが当たっているような…
//////っ
その正体に気づいたルルーシュは全身を真っ赤にする。
「……スザク……」
「ん?何?」
ルルーシュの匂いをかぎ、うっとりとしていたスザクは彼の声に耳を傾ける。
当の本人は全く気づいていないらしい…
「…ぁっ…あたってる…」
「えっ?」
最初なんのことを言っているのか分からなかったが、ルルーシュが身じろいだ拍子に、自分の見に起こっている現象を自覚した。
「//////っ!!!!」
ルルーシュ同様、耳まで真っ赤にしたスザクは慌ててルルーシュから身体を離す。
「ごっごめんルルーシュ!!違うんだこれは!ただの生理現象で、そのっ深い意味はないんだ!!!」
今度はスザクが後ろを向く。
どうしよう!
こんなことになってルルーシュ絶対引いたって…
こんな状況で勃っちゃうなんて…
恥ずかしい…
今すぐ消えてしまいたい…
「深い意味は無いのか?」
後ろでルルーシュの切なそうな声がする。
「えっ…あっ…いや…」
しどろもどろするスザクにはかまわず、ルルーシュはじりじりと2人の距離を縮めた。
1人悶々とするスザクを今度はルルーシュが背後から抱きしめる…
えっ?
ふわっと布越しに伝わった温もり…
ちょっ////
ルルーシュ!!!!不味いって…
今は…
我慢できなくなっちゃう////
追い討ちをかけるようにルルーシュはスザクの耳元で囁く。
「不安なら……確かめればいい……」
その言葉にスザクは耳を疑った。
うそ…
どうしたのルルーシュ…
僕が抱きついたりしたら何時も凄く怒るのに…
「ルルーシュ…ど…うしたの…?」
もう頭から湯気が出そうなくらい興奮しているスザクは、小さな声で興奮が伝わらないように尋ねる。
「どうもしない……付き合ってるんだから、こういうこともするだろう?」
そりゃしたいとは思うけど、まだ付き合い始めたばっかりだったから、具体的には何も考えてなかった。
「お前が安心出来るなら……」
ルルーシュっ////
振り向いたスザクはルルーシュに、今までしたどんなキスより深い噛みつくようなキスをした。
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