僕と君の恋愛日記♪2
〈9〉



ずるい…
俺ばっかりドキドキさせられて…



ルルーシュもスザクの身体に見とれてしまう。羨ましいぐらいの健康的な姿。


「ふふっ…そんな見ないでよ…恥ずかしくなってきちゃう。」


「俺のはがん見してたくせによく言う…」


「ルルーシュは綺麗だからしょうがないんだよ?」


当たり前でしょ?とでも言いたげに首を傾げる。


「全然綺麗じゃないだろ…。筋肉もほとんどなくて、もやしみたいだ…。お前の方がずっと綺麗だよ…」



顔を背け、自分の身体を卑下する。ルルーシュは自分の情けない体が嫌いだった。こんなにも理想的な男がずっと側にいたのだから、コンプレックスも強くなって当然だ。
かといって運動にはなかなか気が進まなくて…


「そんなことないよ!!だって…ルルーシュの身体を見たり触ったりするだけで、僕は…こんなになるんだ…」



徐にズボンのチャックを下げ、反応しきった精を露にする。


ん…でかい…
あれが俺の中に入ってくるのか?


ルルーシュより一回り大きいそれは、通常時より膨張し、自己主張していた。


この後の行為を思い浮かべ、少しだけ怖くなったのと同時に、ほんの少し胸が高鳴った…



「ねぇ…ルルーシュ…僕もう我慢できなくなってきた…」




耳元で荒い息遣いの掠れた声。
全身が痺れる。


俺の知ってるスザクじゃない…
何時もはカッコイイというよりは、可愛くて…
仔犬みたいに俺の後ろからシッポを振って着いてくるのに…


なのに今のスザクは…


「ルルーシュ…僕と一緒に気持ちよくなって…」


ルルーシュの身体を少し起こしてあげて、2人の性器を握らせる。その上からスザクも手を重ねた。



「はぁ…スザク…」


針積めた欲望は、触れるだけでも気持ちイイ。

スザクはルルーシュの手ごと互いのものを握り込み、擦りあげる。


「…ふっ…んん…あっ…はぁあ……」


片手で力強く何度も何度もしごいた。


「ルルーシュっ!僕っもう…!」


余裕がないことを宣言すると、一層激しく手を動かしヒクヒクと収縮していた尿道口をグリっと親指で抉ってくる。


「あっアァぁぁン!」
「んっ―――――」






ハァ……ハァ……



ハの字に眉を寄ながら2人同時に絶頂を迎え、熱い息を吐く。
弓なりにしなったルルーシュの身体は再び机に沈みこんだ。


瞼を閉じ、ぐったりとするルルーシュ。
呼吸を整えてからスザクが声をかけた。


「大丈夫?…ルルーシュ…」



達した後全く動かなくなってしまったので、心配そうな顔で彼の様子を伺う。


スザクの声を聞いてルルーシュはゆっくりと蕩けるようなアメジストの瞳を現した。


ホントに今日のルルーシュはエッチだ…
すごい引力で僕を誘ってくる…
僕が僕じゃなくなりそうなくらい…



続き…
前に何かで読んだことがある…
確か、あそこを使うんだ…



気だるそうに起き上がったルルーシュは、上目遣いでスザクを見つめた。



「続き…するんだろ?」


神妙な面持ちのルルーシュとは打ってかわって、スザクはきょとんと目の前の恋人を見つめ返す。



ん?
続き?
何のことだろう…
もう一回するって意味かなぁ…
だって男の子同士でこの先なんてないよね?


「その…前に何かで見たんだ…。そんな風に使ったことないから、入るかわからないが…」



入る?
何が?
どこに?


ポカーンとしているスザクには気づかず、ルルーシュは1つになるための準備を始めようとしていた。



後ろに手をついて足を開き、どこぞのストリッパーのようなポーズをとる。



スザクに自分の全てが見えてしまう体制になったことを少しだけ後悔していたが、繋がるためなら仕方がないかななんて妥協する。



スザクが見ている…
顔から火がでそうだ。



ちょっ////
ルルーシュ全部見えてる!!ホントに全部見えてるよ!?あわわっ!!あんなところまで;
サービスしてくれてるの!?


「ここでするんだろ?…でも…慣らさないと難しいと思うから……」



そういうとルルーシュは自分の排泄口に人差し指を差し込んだ。



ツプっ


「……ぁっ……」


指を入れたままみじろぐルルーシュ…


あまりの光景にスザクも顔を真っ赤にして事の成り行きを傍観する。そしてルルーシュが何をしようとしてこんな恥態を自分に見せているのかを唐突に理解した。










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