Beautiful actress ☆
(3)




はぁ……はぁ……



「あっ…んん…」


ルルーシュのくぐもった声が部屋に響く。


「ふふっ…何回してもキツイまんまだね。」



ルルーシュの蜜口に指を埋めスザクが淫猥な笑みを浮かべる。


「…うぅ…はぁ……あぁ…」



一刻も早く結合するために、異物を拒もうとする蕾をなかば無理矢理に掻き乱していった。



指を増やされれば痛みだけではない何かが腰の奥から沸き上がってくる。


「ここでしょ?」


「……ゃっ……ああぁっ……」



1番感じるところを悪戯に擦りあげられ、ルルーシュの腰が跳ね上がる。



「ホントに淫乱だね…イヤイヤって言ってる癖にちょっと触っただけで、指に絡み付いてくる…」



残された僅かな理性で、ルルーシュは淫らな言葉を発するスザクをキっと睨み付けた。


そういう顔するから虐めたくなるんだけどなぁ…
分かってないんだから…



グプっ



不意にルルーシュの中を弄っていた指が抜かれ、代わりに熱いスザクの昂りが押しあてられる。



「ヒっ……」

次に訪れる痛みと快楽に息を飲んだ瞬間。




「あああぁんっ…」



一息に最奥まで貫かれ悲鳴のような嬌声が上がる。





「いた…ぃ……スザ…あぅ……っヒ……」



「痛いぐらいが気持ちいいんでしょ?」



あまりならされていない内壁がひきつれて、鋭い痛みを訴える。



「うぅ……はぁぁっ……あぁ…」



容赦のない抽挿にルルーシュの頬を生理的な涙がつたった。



「気持ちいいんでしょ?いいなよ…気持ちいいって…」



「あぁ……い…や…だ…ぅうっ…」


素直じゃないなぁ…
言えばもっと気持ちよくなれるのに…



「あぁ…あっあっ…あぁん……もっ…スザクっ!!!」



ルルーシュが絶頂に達しようとした途端、スザクはそれまで激しく叩きつけていた腰をピタリと止めた…



「…えっ……?」

はぁ… ハァ…



「あぁあぁぁ…嫌だ…スザクなんで……」



絶頂への道を急に絶たれたルルーシュは子どものように泣きじゃくる。


「気持ちいいって言わないとイかせてあげない…」


スザクはニコッと微笑み、ルルーシュの額にキスを落とした。



どうして……
こんな…変になる……


「スザク…お願い……早く…」



ルルーシュは自ら腰を揺らし、快感を追おうとする。


しかしスザクがルルーシュの腰をガッシリ押さえつけてそれをも許さない…


はぁ……



「ほらっ…早く言わないと…君壊れちゃうよ?」


クチュっ


「アァっ」


スザクは悪戯に小さく腰を動かし、ルルーシュの快感を急き立てようとする。


違う…
こんなのじゃ足りない……もっと……もっと激しく…掻き乱して欲しい…


ルルーシュは唇を噛みしめた後、小さな声で漏らした…


「き…もちいい…から……も…早く……」


ふふっそういう顔が見たかったの…



「良くできました。」


言葉と共に唇に噛みつくようなキスをし、荒々しくルルーシュの細い身体を穿つ。


「んん……ああっあっ……はぁぁ…スザク…スザクぅぅ……」



ルルーシュはスザクの身体にしがみつき、激しい挿入に堪えた。



「イくよっ?ルルーシュ……」


スザクの言葉にコクコク頷いたルルーシュはシーツを握りしめ、欲望を爆ぜさせた…




荒い息をつき、視線を宙に泳がせる…



「可愛かったよ…ルルーシュ…」


繋がったままの状態で、スザクはルルーシュの手の甲にキスをした。


ルルーシュは目をそらし、唇を噛みしめ切なそうに眉を寄せる。

「そんな顔しないで…」


もっと虐めたくなっちゃう…



ズッ


2人してイったばかりにも関わらず、スザクは再び腰を揺らし始める。



「はっ…スザク…今日はもうっ……」


慌てたルルーシュはスザクの腰を掴み、必死に制止させようとした。



「どうして?まだイけるよね?」


「だって…明日も…撮影が…」

「僕もだよ?」


「はっ走るシーンもあって……」

ルルーシュは震えながら、スザクに抵抗した。


「僕もあるよ?」


「でも……俺は……」
「僕とスるのがヤなの?」

思わぬ問いかけにルルーシュは目を丸くし、彼の言葉を必死に否定する。



「ちがっ…ただ身体が…心配で……」


「ならいいよね…」


好きな人に求められて嬉しくないはずがなくて…
求められるなら、全部に応えてあげたくなって…


許してしまう…


キスをせがまれて、それに応えたのがOKの合図。


ベッドにしがみつき、もう快楽なのか痛みなのかわからなくなった体を、朝まで貪られた…











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