お仕えします♪
【8】



ルルーシュの姿を確認した途端、もしかしたらもう帰ってしまったんじゃないかと不安になっていたスザクは破顔する…


「ルルーシュ!!僕迎えにき「いい加減にしろ!!何でここにいるんだっ!!」


「うっ…」


ルルーシュに会えた嬉しさで一杯だったスザクの顔が、一瞬にして泣き顔に変わった…


「ぼっ…僕……ルルーシュが一緒に……買い物に行こうって言ってたと思って…」



高校生にもなる男がボロボロ泣き出したのを見て、おもいっきり動揺する…
下校途中の学生達がすれ違い様にその光景を眺めていった。



「あっいや…そうなんだが……」


確かにそう言ったが、わざわざ学校までくることないだろう…


他校の生徒ということだけでも目立つのに、その彼が校舎の前で号泣する姿を見て、人が集まりだす。


マズイ…
とりあえずスザクを人目のない所に隔離しなければ…


「スザクっ…今から迎えに行くからそこで待っていろ…」


これ以上恥をかかされるのはごめんだ…


大急ぎでスザクの所まで行き、なくなく生徒会室まで連れてくることに成功する。

泣き続けるスザクをここまで連れてくるのは苦痛の他何物でもなかった…






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