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ギャグ小説
7時20分
赤衣と歩いて10分。
さすがにもう誰も出てこないだろうと安心していた。
が!!
「ぁ………」
赤衣が小さく声を上げる。
「………はぁー。」
続いて俺はため息をつく。
「やあ♪お二人さん!」
軽々しいノリで出てきたのは、俺の邪魔ばかりするKY野郎の
「松下 疆(まつした さかい)だよーーん♪」
「………。って!
何で自分で名乗ってんだよ!!??
つか、心読めるのかよ!!
気持ち悪いわ!!!」
「ええーーー。
いーじゃんよーーー♪」
「……あと、語尾に♪を付けるのやめろ。」
「あ、あの。松下くん、おはよう……」
「おっ!赤衣じゃん♪おっはーー☆」
「今度は☆かよ!!」
こんなこと話しながらも、俺達の歩みは止まらない。
話しながらの歩きはホント疲れるな、と思いながらもつっこみが終わらない俺にはどうしようもなかった。
「これで3人か。」
もう、増えなければいいのだが……。
という思いは届くはずもなく、次々に友達やらが待ちのぞんでいるのも知らず只今ひたすら話歩いていた。

もどるか?行くか!

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あきゅろす。
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