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ギャグ小説
6時50分
家から出て、20分たった。
見慣れた風景を歩く。
すると、電柱柱から人影がみえた。
「…………」
俺はここに誰が隠れているかを知っているから、警戒もなにもしない。
ただーーーーー
「……出てきたら?」
あまりにも、隠れている時間が長く、短気な俺にとって嫌でしかない。
すると、電柱柱に隠れている人影が動く。
恥ずかしいのか、なかなか出てこない。
「おい!出てこないなら置いてくからな!」
そう言って、電柱柱を曲がろうとした時ー
「あ……待ってぇ〜〜」
か細い声が聞こえた。
振り向くとそこには、サダコが立っていた!!
「って、違うだろうが!!!!なんでいっつも、そんな髪型なんだ!!??
女だったら、櫛でとかすぐらい当たり前だろうが!!!」
「………ふぇ〜」
「……ったく。」
俺はポケットに入ってあった櫛を出し、女の髪をとかす。
「はい。これでいい。」
我ながら素晴らしい出来栄えだと満足し、また足を動かし学校へと向かった。
その後ろを女が(友達)ついてくる光景は、彼氏彼女が一緒に歩いてるようにしか見えていないのだろうと思うと、ため息をついてしまった。

もどるか?行くか!

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