[携帯モード] [URL送信]

ギャグ小説
6時30分
俺は身支度をし、下の階へと降り、食卓につく。
「あら。おはよう、りゅう♪ご飯、もうちょと待っててねー」
「はいはい」
母さんの「ちょっと」は“ちょっと”どころではなかった…。
なぜなら……。



もう、1時間も過ぎてるからだ!!

「いや、遅いだろ!!遅すぎだよ!!!これだったら、“うさぎと亀”に出てくる昼寝してるうさぎだって追いつくわ!!」
「あら。ごめんごめん。はい、ご飯♪」
差し出されたのは、グシャグシャの目玉焼きとご飯、牛乳だった。
「いや、何これ!!??目玉焼き、普通じゃないよね!!??
つか、あんなに時間かけてこれ!!!??
どんな料理すればこうなるんだ!!!!!
卵をなんだと思ってんだよ!!!??
こんなことしちゃ、いかんだろうが!!!」
「まー、まー。りゅうくん、食べてみなさいな♪」
アーンと差し出された目玉焼き。
「いや、自分で食う。」
ぱくっと、一口。

「ぎやややゃゃゃ!!!!不味味っ!!!!!どういう料理したら、こうなるの!!!??」
「え〜、なんでって……。
これが、私の愛情料理だから☆うふっ♪」
「うふっ。じゃ、ねーーよー!!!
これじゃ、鶏が可愛そうだろうが!!!!
(鶏と農家の人達、すみません!)
てか、これ愛情じゃないよね!!???
まるで、死んでって言ってるのとおんなじだから!!!」
不味い朝ご飯をしぶしぶ食べる。
(何回か死にかけたが
牛乳を飲み干し、玄関へと向かった。




もどるか?行くか!

3/20ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!