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Cheeks goaf
ミニスカポリス(01速水*関←井上)
関さんがミニスカポリスな話です。
速水さんが変態です。
※ちょっと卑猥なシーンがあります。








**********

ここはとある警察署。
署長は速水奨という一流の変態だ。
署長は思い付きで行動したりする。
今日もまたしかり。
今日の思い付きは…
「ミニスカポリスぅ?」

俺は思わず叫んでしまった。
いや、正直目を疑った。
署長がうちの署にきたのはついさっき。
デスクワークについていた俺は全くその存在に気づかなかった。
「関ちゃん!」
「はい!」
呼ばれて反射的に返事をして振り向くと。
そこには目を疑うものがあった。
あった、というより居たのだが。
「元気にしてた?」
署長がいる。
手を振ってこっちに近づいてくる。
普通なら頭をさげている俺だけど。
今回ばかりはフリーズした。
署長は。
女性物の警官服を着ていた。
青々しい上着にスカート。
しかしそのスカート。
ミニだ。
男にはあるまじきミニスカだ。
署長はその下に黒いタイツを履いている。
いや、正直足綺麗だな、とは思ったけどそれとこれとは別だ。
「署長…今日は…何を…………」
思いきって尋ねると
署長は
「今日から一週間ミニスカポリス週間にするよ!」
と笑顔で答えた。
署長の後ろに続くキャリーにはきっとこの署の職員の制服が入っているのだろう。
無論。
ミニスカが。
(…変態変態とは思っていたがここまで変態か!)
俺はひとしきり驚いたのち、デスクワークに戻ることを決意し、署長に一礼するとくるりと背中をむけた。
すると、がし、と腕をつかまれた。
「え?」
「関ちゃんはコッチ」
ずるずるとひきずられ俺はパトカーに乗せられ、あれよあれよと署長室に連れていかれた。
「…なんですか」
ため息ながらにきくと
「ん、これこれ」
署長はさっきのミニスカポリスな制服を俺に渡した。
「着替えて」
「はぁっ!?」
思わず、嫌です!と答えそうになった。
けど、
「署長命令。」
とビシッと言われてしまい仕方なく、というか泣く泣くというか。とりあえず制服を着ることになったのだ。
しかも。
今回の思い付きは徹底していて、ミニスカの下、つまり下着はトランクス不可!!
しょうがなくボクサーにするも署長により俺はブリーフをはくことになった。
「Tバックでもいいけど〜」
署長の発言は無視して着替える。
「…うわ、きも」
自分で言って情けなくなった。
ミニスカなうえにスリットがすごい。
これでは下着がみえてしまうではないか。
尻に手をまわし、署長の前に立つと
「すごい…」
とかなんとかうっとり言われて鳥肌がたった。
「あ、関ちゃんはコレはいて」
そう言われて手にとることになったのは…

「………ガーター………ですか…」
げんなり言うと
「はやくはいてきて」
と嬉しそうな顔でいわれた。
仕方なくガーターベルトをはいてきてもう一度署長の前に立つ。
ごくり、と唾を飲み込む音が聞こえた。
「………もういいですか。仕事に戻らせてください署長」
「駄目」
署長の目は赤く血走っている。
怖い。
「署長、デスクワークが残ってますから」
「駄目」
はぁ、とため息とともに視線を下に泳がすと…

テントだ。

署長の下半身(ミニスカ)にテントができていた。
俺は青ざめた。
署長はじりじりとこちらに近づいてくる。
後ろに逃げ場がない。
固まる俺にミニスカポリスもとい速水署長は近づいてくる。
「うん。うん。凄く似合ってる」
両肩を撫でられ、その手が徐々に下がっていく。
(うわ、この雰囲気は…俺、相当危ない気がするぞ…)
肩から脇腹、そして腰。
「うァッ」
「ふふ、可愛い」
腰から股関にふれて可愛いという署長を腕でつっぱねた。
「冗談にもほどがあります!いい加減にしてください!」
つっぱねられた署長は無言だった。
そうしてしばらくしてから
「手をだして」
といった。
意味がわからないままに両手をだすと、ガシャンッという金属音とともに俺の手首に手錠がかけられた。
「へ…?」
「うん、これでいいね」
署長は俺の腕を上に固定して笑った。
「関ちゃんこれで邪魔できないよね。これから可愛いがってあげるからね」
そう言って片手で腕を押さえつつ、片手で俺の股関をなで回した。
「ひっ!!!!!」
俺は今さらながらに気づいたのだ。
これが上司のセクハラなのだ、と。
署長はミニスカの上から陰部を撫でる。だが全く萎えきっている俺自身に焦れて、ミニスカの下に手をのばした。
「ぅわっ」
直な感覚にビクリと体がふるえた。
「うーんw可愛い」
直接的な刺激はダイレクトに下半身に響く。
俺は半勃ちになった自身にうちひしがれた。
(あぁ、俺はこのままこの変態にやられてしまうのだろうか……嫌だなぁ。)
そんなことばかり考えていたら
いきなり署長室のドアが開いた。
「署長。お偉いがたのお客様がおみえです。至急ホールに集合してください」
落ち着いた声。
聞き覚えがある。
「あとにして」
「急いで下さい。ことは一分一秒を争います」
署長ははぁぁあ、とため息をついてから俺の手を離した。
「関ちゃん相手最後までできなくてごめんね」
(いや、しなくていいし。頼んでもねぇよ)
俺は手を署長にむけた。
「外して下さい」
「え〜やだやだ」
「署長、早く!」
結局署長は俺の手錠を外さずに会議にいってしまった。
「畜生…」
とりあえずここから出ようとしたら人とぶつかった。
「大丈夫だった?」
この声。
さっきの声だ。
顔をあげるとそこには第二署長がいた。
「か、和彦さん!」
「関さん、大丈夫?凄い格好だね」
「これは!あの変態が…!」
そこまで言って口をつぐんだ。
「あはは。まぁセクハラ未遂でよかったよ。腕だして」
腕をだしと、カシャンと鍵が外れる音。
和彦さんがスペアキーであけてくれたらしい。
「ありがとうございます」
「とりあえず着替えもってくから外の車に乗って」
「はい」
そうして俺は車にのって自分の署まで戻った。
後日署長から謝りの電話とか、関ちゃんこっちきてとか色々言われたけど全部シカトしてやった。
ミニスカポリス政策はお偉いがたからクレームの嵐をくらって翌日には廃止になっていた。
まったく、あの時和彦さんがこなかったらどうなっていたことか……。
第二署長には感謝しなくては、と後日お礼しにいった。

しかしそれを後悔することになるのはまたべつのお話……――




-END-




**あとがき**
もうすいませんとしかいいようが…(吐血)
ヒィイなんかもう速水さんの性格といい…自重しなくてすいません(^q^)かいてて楽しかったとか言ったら殺されますね、確実に。
変態攻すきすぎて…わたしも自重できませんでした!おそまつ…(>_<)


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あきゅろす。
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