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極楽蝶華
猫耳……
 



とりあえず、俺は目の前の異世界に意識を戻してみた。



「ゴメン、て。
レオ……俺が悪かったから、な?」

「ユウ……昼、俺の事、捨てないって……言った……」


「そうだよ。捨てたりしねぇよ。」

「なら……何で?何で他の猫可愛がるの?
俺じゃ駄目なの?」


……【他の】?

【俺じゃ駄目?】……





ま、まさか……猫って……




猫、……て……




獅子緒先輩ッ?!




い、いやぁ……まさかそんな……



「レオはちゃんと俺の猫だよ。……だから、そんな顔すんなよ……。」


「……でも、ユウ……昼も、だよ?
俺ちゃんとユウの猫なの?」



……そんなッ……!!(白目)





…………


………………


……………………



……俺はこの世の大体の事象に関して不条理を感じてますよ。(現在進行系)



……獅子緒先輩が、悠紀仁の……猫……?



前から、アイツの事を変わってる、変わってると思ってたけど……まさかこれ程なんて……ッ!!


ヲイコラ悠紀仁何処をどう見たらその人が猫に見え……


「俺、ちゃんとイイコにしてるよ?
ユウ、それじゃ足りない?俺もっとがんばんなきゃダメ?」


「そうじゃ……無くて、……〜〜ッ」




……見える……ッ
(悠紀仁絡み限定)



な……なんで……?

なんで獅子緒先輩がしょんぼr)yz(←自主規制)


……ごほ。

何で……ヤバイ。あの人に……こう、架空の……耳と尻尾が。




両方ともうなだれて垂れ下がってマス……ッ!!

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