極楽蝶華
……教師?
うっわ嘘臭ぇこの人!!
うん確かに頭は良さそう。ついでにイケメン。
でもホストが教師になったのか・教師がホストになったのか、ってくらいのいかがわしさだ……
うーん、その思いっきり通った鼻筋・腰まである長い髪……かろうじて日本人らしさを感じるのは切れ長の目ぇだけだぞ?
日本語喋ってなかったら国籍がわかんねぇ……
身長があと10p縮んだら男女の区別もつかなくなるんだろーなぁ、そしてホストっつっても店のNo.1て感じだなぁ、モテるんだろうなぁ羨ましい、とか考えてたらまた頭をはたかれた。
『あだぁー』
いや今テメェ日誌の背表紙でたたいただろ?同じ力ならかかる面積は小さいほど痛いんだぞ?
『……何すんですかせんせい。ちょっと。』
「ぼけらっとしてんな。
さっさと来い。
……次は角だぞ?」
(-д`-)コエー
あ でも琉崎やら奈緒先輩みたく精神的に恐いよりはまだ少しマシかも。
またぼーっとしてあの角で頭をごっすんごっすんやられるのは勘弁。
なので廊下に出て既に前を行く背中を追い掛けた。
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