極楽蝶華
馬鹿だコイツ
『……も……出ちゃ……』
「いいよ。出せ。」
……何言ったかテメェ。
『ひっ……や、や、や、……うゅぅっ、……ひぁんっ!』
言葉と共に、スゴイ卑猥な音立てて俊の頭が上下に動き出した。
……顔、スゲエ綺麗な奴がこう……男の……アレ。
銜えてる、っつーのは……直視しがたいエロさがある、なぁ……。
あまりまとまらない考えに、気持ち良すぎて麻痺した頭はぼー……っと。
俊の顔を見つめてた。
ぢゅぷ、ぢゅぷという音が自分のそこから聞こえて来るのに気付いて、思わず顔を背ける。
『いっ……ひぅぅぅぅ……』
それとほぼ同時に強く吸い上げられ、ゆるゆると扱かれて残滓まで飲み込まれた。
……飲み込まれ……
『……何、飲んでんだよぉ……っっ!!』
「美味かったよ。」
んな訳あるかよ。
『きたないじゃんっ』
「悠紀仁のは平気。」
『んな訳っ……も、……ばかぁぁぁぁああ……』
……ホント何言ってんだよコイツ。
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