極楽蝶華 2 つぅか腰に手を回してくんな。 イヤミっ子め。俺はお前みたく触られても支障が無いような逞しい体してねぇんだからな? 『離せ。』 「……つれないなー」 右手で不動の手を掴み上げてぺいっと放った。 『何がだよ。 何にツレナイんだよ。 っつーかテメェの部屋内風呂あるだろ。なんでここにいんだよ。』 しかも二回目だろ。本日。 シズカちゃんかテメェは。 風呂でふやけてしまえ。 「好みのタイプがいる場所に現れるから。俺は。」 へー。好みのタイプがいんのか。この場所に。 その方ごしゅうしょうさまぁー (棒読み) 「そういや君は何でここにいんの?こんな場所に来れるような身分じゃないだろ?」 ……目立つから控えろと??アレか「調子こいてんじゃねーぞてめー」みたいな体育館裏の会話的な要素を含んでるんですか。 『諸事情により内風呂が使えなかったんだよ。つか離せ。触んな。』 もっかい腰に回った腕を剥がし、ぺいっ、とポイ捨てアゲイン。 「つかさ、君……肌スベスベだよね。…白磁器みてぇじゃん。」 性凝りもなく腰に手を回してきて今回はオプションに胸を掌で撫で回された。 やめてくださいくすぐったい。(-д`-)ネー つーか誰か…… 通訳プリ━━(゚∀゚)━━ズ! 日本語喋ってるのに話が通じない不思議。 アレお前日本人だよね? 『ふざけんなよ……。触んなっつってんだろっ。』 不動を睨んで肩を押しやって突き放した。いい加減離れろって。 ……すると突然、不動が固まって こっちの顔を見たまま動きを止めた。 『……なんだよっ。放せって……』 「……ヤバ……」 『は??……って な?!』 腰に回した手に力が入り、次の瞬間後ろから一気に引き寄せられた。 ぎ ぎゃぁぁぁぁぁぁあああ!! (ぎゃー……) (ギャー……) (ギャ……)(←エコー) あ、え、お、お……お…… 俺の……尻に…… 股間がくっついてる (;TдT)オェェェェェ (しかも何故か固い) ぎぃやああぁぁぁァァ…… [*前へ][次へ#] [戻る] |