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極楽蝶華
最強?
 

「駄目に決まってんだろ馬鹿二人。」


先程の二人の申し出にびしっ、と箸にも棒にもかけず一蹴。


「……何でだよ。」

「少しは悠紀仁の事考えろアホ。
悠紀仁は優しいでしょ?可愛いでしょ?
仕事終わってないって知ったら自分も手伝う、って言い出すに決まってるじゃん。」

「ぐ…………」


優しい、の後のそれは関係無いよ。


「百歩譲って、……もう、ホントは譲るのも嫌だけどさぁ。
最大限譲歩して監視兼ねて僕がお前ら二人の溜め込んだ仕事手伝ってやるのはいいよ?勿論貴様らよりも多い量仕事してやる気は更々無ぇけど。
お前らがどっかその辺の男としけこんでた最中に溜まっていったただただめんどくせぇだけの情報処理やら悠紀仁にさせたく無いし?」



「「…………ι」」


猛君、とばっちり、とは言っていたが俊よりは少ないものの心当たりはしっかりあったらしい。


「ヲイコラ聞いてんのかテメェーラよぉ。シカトこいてんじゃねぇーよ俺は返事しろっつってんだよ。」

「「……スイマセン……」」


俊と猛、もはや奈緒の顔すらまともに見れず顔を引き攣らせながら自分の仕事に専念しようと視線を背ける。

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あきゅろす。
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