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極楽蝶華
だから高ぇよッ!!
 

「ユウ……」


『なんですか?』って返事しそうになって え?なんでここでその名前で呼ぶ奴がいんの??って思って


顔上げたら




琉崎俊様が。




……さっきの見られたんですか。こいつに。


誰か俺を殺してくれ。


それかあいつの記憶から今の俺の姿デリートしてくださいデリート……



……ってゆーか俺が殴って消してやろうか。




とりあえず、向こうが普通に近づいてくるのでこちらも至って普通ににゃんこを膝から降ろして

鞄を持って

ベンチから立って少し伸びをして、




琉崎がいない方向に脱兎のごとく走り出した。


「……っあ、ちょっ……待てっ……!」


誰が待つかぁぁぁぁああ!!



とある人が琉崎との喧嘩の最中に勝てないと分かって逃げ出して

「おい待てよ。話し合おうぜ?」

って言われてそれから30分も【拳】での会話(一方的な)が続いて、結局【話し合い】が終わった時にはその人のアバラは三本イッてた……


って話聞いてるんだからなぁぁぁああ!!


昨日今日と歩き回って(迷ったせいで)疲れてるんだからお前なんかとやりあえるか!

待てません。

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あきゅろす。
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