私は気づいた。


『そういや貴方も瞳孔開いてますよね』


さっきの山崎とかいう人より偉そうな制服だし、なんか懐の辺りから赤いキャップがちらりと・・・。

ありり?

嫌な予感がビシビシするんですけど。ワキワキするんですけど。


『あ、あの、あなたのお名前は・・・?』

「土方十四郎」

『・・・あははー、素敵な瞳とマヨネーズですね、えへ★』


しゃっきーん☆


「テメェ!叩っ斬ってやらァァァァ!!」

『イィィィヤァァァァァ!!!鬼が!鬼が私を追いかけて!』


抜刀した瞳孔さん。鬼に金棒とはまさにこの事ですね!(違う)


「待てゴルァ!」

『助けてお巡りさァァァァん!』

「俺が警察だァァ!!」

『そうでしたっ!』


いいんですか?許されるんですか?こんな野蛮な警察がいて。
一般人の安全を守るのが仕事じゃないんですか?
この人、思いっきり私情で一般人に刀振りかざしてくるんですけど、いいんですか?



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