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嵐よ吹き飛ばせ、そして…
幕が開かれた

「政宗の言ったとおりだと思うよ。

それに多分・・・その人は神主かどうかわからないけど

神に仕える又は神の力を借りてる存在だと」


「なぜ、そのような事がわかる」


元就の鋭い視線が私へと注がれる、がやはり子供なので可愛いとしか思えない。


「その人が言っていた"ターミナル"には昔、神社が建っていたんだ。

その下には生命の元といえばいいかな。

その生命の流れである気が集中的に集る場所なんだよね。

けどその事を知っている人は神に仕える者や、土地に

詳しい人又は土地を治める者ぐらいしか知らないんだ。だから」


神主らしい服装というのであれば神に仕える誰かなのだろう。





やだ、私ってめっちゃ冴えてる!最高!天才!!



「・・・貴様もそのどれかに当てはまるのか?」

「んー多分、土地に詳しい者に入るかな。

この前なんかそのターミナルに間違えて爆弾投げちゃったしね☆



「「「「え」」」」




元就以外のみなが顔を一斉に引き攣らせる。

沈黙の中、佐助がこの空気をどうにかしようと一歩進んでくれた。




「いや、あの?どう間違えたら爆弾を放り投げっちゃうのかなぁ〜?なんて?」


それは突然、桂が現れていきなり秒読み開始した爆弾を渡すものだら

吃驚こいて思いっきりターミナルに放り投げてしまったのだ。


終わったことなのだから仕方ない。





「それがさ、桂っていう奴が――――」
「邪魔するぞ」



噂をすればなんとやらでその桂が突然窓から入ってきた。



何故に窓?何故?何故?入り口あるじゃん。なんで窓から、てか屋根歩いてくんの?

「帰れ。今すぐ帰れ。というか土に今すぐ帰れズラ!!

「ズラじゃない!桂だ!!」

帰れといっているのに帰るどころか輪の中心に立つというなぞの行動。


「つかさ、情報を持ってきてやったぞ」

「情報?」


ゆっくりと頷く動作がより重要な情報なのだと思わせる。




そして桂の口からでた言葉は、私たちの行動を速めることとなった。














「真選組がこちらに向かってるぞ、急いで逃げたほうが良い」







この場にいた誰もが、いや幸村を抜かし全員硬直。

周囲よりはやく解凍した私は、拳を握りズラへと放つ。



「ズラアァァァ!テメェがつれてきたんだろぉおぉぉぉがぁぁぁあああぁぁ!!!!」

「ぐはぁぁあぁ!」

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あきゅろす。
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