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嵐よ吹き飛ばせ、そして…
そしてクマは千切れた






ん。







「つかさだと!?」


見事にシンクロを果たす私と元親は口が閉まらないほど驚く。

「そうだ」



何故に何故に何故に何故に何故に私!?

てか私、物ですか?物扱いですか!?

「そ、それはダメだ!つかさはお、俺の物だぞ!」

「テメェも物扱いかよ!!」

アンタたち二人からみた私はロボットかなんかなのだろうか。






まさか、愛玩物とか言わないよね?

いや、ないないないないないない!!

ないってば!



けど。


「優しくしてくれるなら・・・良いかな?」

恥ずかしながらも言ってみた。

乙女ながらの台詞を。






そして、乙女心はバラバラに砕けた。





「は?何の話だ?」
「とち狂ったか?」










心が灰化した私の隣では

いつ終わるのかわからない口喧嘩が行われていた―――――


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