※園児パロ土沖

注意書き


※園児パロ

※保育士土方×園児沖田

※マセガキ総悟が書きたかっただけ←


※うっかり少々えろす








「せんせぇ」

「ん?」

丁度すべり台の近く。
枯れかけていた花が心配で、すべり台のすぐ傍にある花壇を眺めていたら足に何かがしがみ付いてきた。
くいっとひっぱられ少しだが身体が斜めになる。園児の力だ。よろめくまではない。

「どうした?」

「あのね」

これ以上ないってくらい、一生懸命上を見上げているのはすみれ組の総悟だった。
それでは首が痛いだろうと、土方はしゃがみこみ視線を同じにしてやる。

「あのね、だっこ」

「いつまでも甘えん坊じゃダメだぞ?」

「うん、でもだっこしてくだせっ」

「はいはい」

いつまでもベタベタしてもらっては困る、と思い一応注意をした。けれどその瞬間総悟の眉が確かに下がるのを見て、土方は甘やかすことを止められない。総悟が落ち込むことなどめったにないからだ。いつも元気に走り回っているのに、土方に注意をされるととたんしゅんとなる。

まるで三日目の風船だった。空気を入れてあげたかった。

「よしよし、疲れたか?」

「うん、ちょっと疲れた」

花壇に座り、ひざの上に総悟を乗せだっこしてあげる。安心したように体重を預けてくれる、それがとても嬉しい。土方は小さく息を吐き出した。

「(かわいい…癒される)」

「ひじかたせんせ?」

「ん、何?」

「あのね、」


ふりむき満点の笑顔。


え、何?

土方はぞくりと何かが背中を駆け抜ける気分を味わった。
園児の笑みが何故こうも怖い。

「な、何だ?」

「ふふ」

総悟の小さな手のひらが、土方の丁度太ももをなぞった。するり上へと伸びていく。
ぞわっと肩から首筋にかけて、瞬時何かが駆け上がった。

「どわぁぁぁあああああああ何すんだお前!」

「けむしごっこ」

「毛虫ごっこ!?誰から教わったそんなん!」

「たかすぎ」

「あいつかァァァアアア」

わなわな土方は震え、膝の上の総悟を向い合せに座り直させる。

「そんなとこ触っちゃダメだ」

「なんで?なんで?」

「ダメなもんはダメなの!」

「これもだめ?」

土方はぴしりと固まった。
今度は両手。
両手で土方の両ももをなぞり上げる。そう、足の付け根へと。

「ギャァァァアア!」

「あはははひじかたせんせぇおもしろい」

「だからダメだっつってんだろォがァァァァ!」

「どうして?ねぇ、どうして?」

そこで土方は気が付いた。
ぞっと冷水を浴びた気分になる。
確かに血の気が引いた。
総悟の笑顔があったから。

先程の嫌な笑みを浮かべ総悟は土方を見上げていた。



「(この、)」

「?」

「(マセガキィィィィィ…!)」




***
いや本当すみませんでした
最後のセリフを言わせたかっただけです←
あとショタ攻m(殴。
いやこれは受けだけど!
楽しかったです。全国の子供好きに頭下げて回りたい


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!