土→沖








「その、よ、付き合ってほしんだが」




「・・・え」










副長室で言われた吃驚なセリフ。
は、何?俺のこと好きなのかこの人は。
そう思い「はぁ・・・」と生返事をした後顔が熱くなった。
えー!そんな!俺のこと好きなのかこの副長さんはよぅ!だって付き合えって、何か自販機かなんかに付き合えってそういう意味じゃなかろうに!

どんどん熱が集中してくる。目頭あたりを押さえたくなったが、泣いてるみたいでなんかそれは・・・したくない。

「嫌か?やっぱ・・・」

「・・・う」


目を伏せて聞いてきた土方に沖田はびくりと反応する。
哀愁漂って、見るからに落ち込んでいて。
ちょっとどきりとしたのは嘘じゃない。

見た目もかっこいいし、俺なんか好いてくれる人はこの人しかいないだろう。
そう思い沖田は言った。



「よろしく、お願いしやす・・・」









次の日もその次の日も、いつもと何ら変わりはなかった。
当たり前のように仕事をして、当たり前のようにしゃべって、当たり前のように喧嘩をする。
付き合ってるんだからなんか甘いエピソードでもあるんじゃないかと身構えていたのだが、なかった。
なんなんだろうこの人は。
あの付き合ってくれといわれた言葉すら幻のように思える。
実際、付き合ってるんだろうか俺達は。

「土方さーん」
「ん?」


あ、やばい。やっぱ付き合ってるって。俺達。
そう思い沖田はぽっと顔が赤くなる。
何故そのようなことが分かるのかというと、土方が明らかに優しいのだ。
振り向き笑顔を見せてくれる。

見惚れてしまった自分の頬をぺちぺちと叩く。

「えと、何でもありやせん」

「何だそれ」

ぽんぽんと頭を撫でられる。
あぁもう、何かなぁ・・・

高鳴る胸が止まらないよ。









***
いつも以上にワケわからなくてすみません
これ実は表にアップしようとしてた・・・
あまりにも出来が悪いんで短文にぶちこみ。(ひでえ


あきゅろす。
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