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短編
虎耳しっぽの話・後



「ふ、おじさんもその気になりましたね」

唇を放したバーナビーは笑い、スラックスを下着ごとずり下ろした。
反応を見せ始めた虎徹の性器に手を伸ばしかけて、バーナビーは手を一瞬だけ止めた。そして、動き出した手はぐるりと彼の後ろへと回り、しっぽへと触れた。

「んぁっ…」

根元から先へとゆっくりと撫で上げる。
しっぽの先端をくりくりと、まるで性器を弄るように扱きあげれば、虎徹は甘い声を上げて、とろんとした眼差しをバーナビーに向ける。

「おじさん、こっち…勃ってきましたよ」

しっぽ、気持ちよかったですか?と柔らかな獣耳を舐め上げながら聞くと、くんと喉を鳴らして何度も小さく頷いた。
虎徹の、完全に勃起した性器を見て満足したバーナビーは、しっぽから手を離して彼の足を持ち上げた。
昨日散々鳴らしたアナルを指で広げて確かめる。
柔らかく解かされたそこはひくひくと物欲しそうに蠢いていて、バーナビーは笑みを浮かべた。

「これなら、簡単に入りますね」

ベットサイドの横にある棚の、一番上の引き出しから昨日も使っていたローションを取り出す。
キャップを片手で器用に開けて、バーナビーは虎徹の腹の上へと垂らした。
冷たい感触に虎徹はびくりと身体を震わせたが、直ぐに自分の体温に馴染み温かくなる。

バーナビーは虎徹の腹のローションを伸ばし、たっぷりと指に絡めた。
そして、虎徹の柔らかなアナルと、ふさふさしたしっぽへと塗り込んだ。

「あ…ぇ、バーナビー?」

しっぽをローション塗れにされた虎徹は嫌な予感からバーナビーと名前を呼んだ。
バーナビーはにこにこしながら虎徹のしっぽを掴んで、虎徹のひくつくアナルへと宛がった。

「あ、バニーっ!それは駄目っ…、んぁあっ!」

制止の声を上げたと同時に、バーナビーはしっぽをヌプリと虎徹の中へと押し込んだ。
虎徹のアナルはヌグヌグ、と簡単に自分の尾を飲み込んで卑猥に蠢いている。

「どうですか?自分のしっぽを銜えこむのは?」
「んや、あぅ…」
「凄く気持ちよさそうですね、ほら、」

バーナビーはしっぽを奥へ奥へと差し込み、前立腺に当たるように前後に動かした。
きゅうきゅうと締まるアナルと、締め付けられるしっぽの両方が気持ち良いのか虎徹は腰がガクガクと震えた。

「んぁあ!も、だめ…あぁ、あ…っ」
「何が駄目なんですか?こんなに美味しそうに食べて。ああ、前への刺激が足りませんでしたか?」

僕としたことが、忘れていましたよ。
クスリ、と笑ってバーナビーは、虎徹の先端からほろほろと垂れている雫と共に性器をベロリと舐め上げた。
性器の先端から溢れる白濁を今度は指の腹で塗りつけて、後ろの動きを速めながら尿道部分を爪でぐりぐりと押し付けた。
その動きに虎徹の身体が震えて、腰をくねらせる。

「…ひぁあっ!だめ、それ…あ、も…い、イクっ!」
「良いですよ、イッて下さい」

ぐっと、前立腺を目掛けてしっぽを挿入し、バーナビーは虎徹の性器に吸いついた。

「…ひあ、んっ…ぁああっ!!!」

虎徹の腰はびくびくと震わせ、身体は弓のように撓らせた。
バーナビーは虎徹の性器から溢れる精子を全て飲み込んで、唇を舌で舐めた。
はぁはぁと肩で息をする虎徹に青臭さの残る唇で口付けて、おじさんの薄いです、とバーナビーは感想を述べた。

「おま…え、が、元気すぎんだよ…」

くたっとなった耳としっぽ姿の虎徹が可愛くてバーナビーは困ったなと首を傾けた。

「おじさん、体力ないのも精液出ないのも辛いのはわかるんですが、突っ込んで良いですか?」

虎徹はパンパンに張ったバーナビーの股間を見て、しゃあねーな、と呟いて彼のズボンと下着をずらし、平均よりも大きいそれを取り出した。
相変わらず可愛くないもん付けてんな、と虎徹が愚痴れば、バーナビーはこの可愛くないのもで善がって喜んでるのは誰ですか?と返した。
虎徹はむぐぐ…と小さく声を上げて、バーナビーの可愛くないそれを自分のアナルへと導いたのだった。











おちなしいみなし。
エロは難しいです。




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