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創作
俺と変態の日常的非日常:その笑顔、怪しすぎです
お題元:確かに恋だった





あれ、珍しい。笑ってる。楽しそうだ。隣のクラスの人だよなあの人。
仲良いのか、接点無さそうだけど。……俺と居るとき、あんなに笑わないよな。
うわ、何考えてんだ俺。あの変態外面は良いし、多分大した話じゃ無いだろう。うん。うん? 今なんか不穏な気配がしたような。気のせいかな。

いらっしゃい。今日の夕食は肉じゃがでござい。
いただきます。美味い? 良かった。実は芋から芽が出ててね。問題無いようだ。
……そう言えば、さ。今日隣のクラスの人と話してたけど、友達? 「素晴らしき同志だ」? なんじゃいそりゃあ。
あ、もしや変態仲間かい。うわあ、あの人爽やかそうなのに。じゃあどこかに被害者が居るんだねえ。
で、つう事は昼間のあれは変態談義? 止めてくれよ学校で。人に聞かれたら事だよ。
「問題無い」? なら良いけど。……言っとくけど変態交流会に俺を巻き込むなよ。平和な学生生活を送りたい。


ご馳走様。完食どうも。あー会話の内容は知りたくないよ。不吉な予感がする。
「ならば行動で」って。その不敵で不気味な微笑みはなんだい。キモい。
洗い物が、ちょっと、抱えないで、手に泡が!
脱衣所に入るなよ。泡が気になる! ちょ、華麗な手つきで脱がさないで。
ていうかその笑顔怖いよ。いつの間にか腰抜けてるんですけど。はあ、「愛の力」。
……俺はもう何も言わない。腹括ったからもう気が済むまで愛してよ。
でもさ、その笑顔は引っ込めてよ。集中出来ないからさあ?



疲れた……。あーあ、日に日に浸食されている。抵抗感が薄れてる。
……ドレスより白無垢が良いな。

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あきゅろす。
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