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novel2
やっと咲いた花の名は(忍卵)



「とめちゃん、わたしのことすきぃ?」

「……ああ、すきだ」

嗚呼、嬉しいな。
大好きな留三郎と愛を確かめ合って。口付け、まぐわうの。それはきっとどんな甘味よりも甘美。

「わたしも!わたしもだとめさぶろう!だいすきだ!」

でも最近、留三郎怪我が多いな。委員会?鍛練?その傷は何時の間に出来たの留三郎?それはわたしの身体なのに。

「とめちゃん、さいきんどうしたの?なにをしてるの?きれいなはだがもったいない」

「…っ、…っ!!」

「だれかにさわらせてる?だめだよ、このからだはわたしのもの。だれにもあげないんだから」

「…っ!…っ、〜〜〜っ!!」

「だいすきとめちゃん。このよのだれよりあいしてるよ」

そんな顔しないでおくれよ。留も、私に触れられて嬉しいでしょう?

「っぃ、た…こへ…、こへっ、た…!」



(ああ、きづかない。わたしはきっと、えいえんにきづかない。いつもやさしくなでてくれるこのてを、だれがきずつけているかなど)






小平太→→食満
ヤンデレこへうまし。

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