平行線
作詞：(仮)
作曲：コンポーザー澤田
輪郭も曖昧に
闇に輝くディスプレイ
吐き出した青は
部屋の隅に投げ捨てて
瞼の奥こびりつく笑顔は
酷く悲しげで
ひび割れた唇で
君の名を呟いた
傷のないこの痛み
押し込めて耳を塞ぐ
醒めることのない夢を
いつまでも
踊る指先
高ぶる感情持て余して
俺の現実(となり)に
君はいない
繰り返し巡る日々を
這いながら空を仰ぐ
冴えた青が俺を嘲笑うだろう
無垢な瞳で
ヘッドフォン越しの声は
毒薬(くすり)のようにしみて
予定調和だっていい
俺だけの真実(きみ)なら
本当は知っている
すべてわかっている
だから
知らない振りがしたい
繰り返し巡る日々に
飢えながら夕日を睨む
燃える赤は俺を殺すだろう
優しいその手で
駆け抜ける痛みの夜
胸を打つ生命の音
見据えた暗闇のその先に
迷いなどはない
繰り返し巡る日々に
拳握り立ち向かう
平行線が交じる事はない
決して決して
君を失った日々を
いつの日か愛せたなら
俺は二度と振り返らない
生き行く限り
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