Noise※18禁
嫉妬?それとも焦り?
首筋を舐める舌が熱い。
目を瞑っても感覚で分かる。
下校途中の何気ない会話。
最初に仕掛けてきたのは、どっち?
何度も何度も、唇が腫れるほどキスを繰り返した。
「ソウ、ル、ぁ…」
質問しても答えてくれそうにない。
すぐに口を塞がれるからだ。
無言で喋らない、ソウル。
ここは狭い路地だから大声を出せば人が来る。
けど、敢えてそうしなかった。
全てを委ねてしまおうという気持ちと、体を繋げることでソウルが安心出来るなら、それでいいと思った。
それでしか確認できないなら好きにすればいい。
壁に背中が当たっているから、冷たい。
ソウルの手が閉じ込めるように押さえ付けている。
窒息しそうな位キスをしたまま足の間にソウルの足が割り入れられ、ぐいぐいと開かれる。
太ももからスカートの中へと、そっと布越しから円を描くように撫でられると段々と這上がってくる感触。
冷えた体に指先がなぞると、寒さではなく期待で震えているのが自分でも分かる。
ソウルはしゃがみこむと、パンツの上から舐め、舌が別の生き物のように秘所に突っ込まれると、声を押さえようと口に手を当てても顔が歪む。
「んっふっ、やぁ…」
ソウルの両手は逃さないと言いたげに離そうとしない。
パンツが濡れるという心配をよそに、体は素直な反応をする。
溢れでる汁は止めることが出来ずにいた。
指で拡げては全体を舐めたり、突起を舌の先端でチロチロと優しく、いたぶるように転がす。
「ひろ、げるの、だ、めっ!」
聞こえない振りをしているソウルは更に吸う力を強めた気がした。
んちゅ、ぺちゃぺちゃぴちゃ、じゅぅぅ…
わざと音を立てるように最後に吸いつかれると、何かが頭の中で弾けた。
放心しているまま、パンツを下ろされると壁に手をつき、後ろ向きにされる。
スカートが捲りあげられたまま腰を掴まれると、秘所にソウルのがあてがわられ、ゆるゆると挿入ってくる。
「くぅ、んっんんあああっ」
中の感触を確かめるように、一旦止まり、根本から先端まで出し入れを繰り返す。
段々と挿入の間隔が短くなるごとに、ソウルの息遣いが荒くなるのが分かる。
壁に手をついてはいるものの、倒れてしまいそうだった。
奥に当たって、いつもより苦しさを感じる。誰かに見付かってはいけないと思っていても、声が止まらない。
「あっん!あっあっ、んんっ、はぁんっ」
ソウルを垣間見ると人差し指を口に当てて、『しーっ』という仕草をした。
片手を口に当て必死に声を押さえようとしても、それを楽しむかのようにわざと敏感な所を執拗に攻める。
「んんんっ、んっはっ」
片手で壁に手をつきながら後ろを見るとソウルは口パクで『よく出来ました』と合図した。
お互いの息遣いと繋がっている部分からの音が路地裏に響いている。
世界中に二人きりだけになってしまったような錯覚すら覚える。
不安になってきて、ソウルの顔を見たくなった。
「顔見えないの、やだぁ」
言うか言わないかの内に抜いた後、ぐるんと振り向かされ片足を持ち上げ、向き合った状態でまた挿入が繰り返される。
「ひっん、」
ソウルにしがみついて、快楽の波に飲み込まれないようにする。背には壁、片足で立ちバランスをとる。
背中に回された手から、温もりを感じる余裕もないくらい、そこまで来ている波。
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