↑の続き
親衛隊との交渉?も終えて一週間がたった。
結論から言うと僕はとても平和な一週間を過ごした。
一歩くんに食事に呼ばれる前に親衛隊の方たちに「行くよ」って言われてそれに付いて行ったり、移動教室の時も親衛隊に付いて行ったり、腕なんか掴まれた時はすぐさま振りほどいてくれて一緒に逃げてくれた。
本当に感謝しかない。
でも僕のトロさに
「ほんと、あんたってトロいね!僕達がいなくちゃ何もできないじゃない!僕達の側からあまり離れたらダメなんだからね!」
などと言われてしまった。
申し訳なさと感謝の気持ちからお世話になった方に手作りのお菓子を一昨日からあげている。
あんたお菓子なんて作れんの?まずそうなんて言われたけど普通に食べてくれてこれから時間があるときは作ってきてもいいよって言ってくれたからまずくはないと思う。
親衛隊の方たちと仲良くなって幸せだったけどやはり何度も同じ手にかかるわけもなく。
「今日という今日は一緒にたべるんだからな!絶対に離さないからな!!」
一歩くんにつかまってしまった。
親衛隊もなんとか言ってくれてたけど生徒会の方に色々言われて怯んでしまった。
好きな人から責められるなんて本当に辛いと思う。本当にごめんなさい。
これ以上迷惑かけたくなくてついていくことにした。
この選択も親衛隊には辛いと分かっていてもどうしようもできない僕は本当に情けない。
お昼を食べた後は会長に呼び出された。本当に怖くて仕方ない。
「一歩に近づくなって言ったよな。なんだ押してダメなら引いてみろってか?」
...僕はただの一度も押したことはないけれど。
反論すべく口を開いた
「ここ一週間は親衛隊の方たちに助けていただいたんです。自分じゃどうしょうもなくて。でも親衛隊の方たちだけじゃ今日みたいな日は防げなくてできれば会長様も僕が近づけないように協力してくださったら不快にならないと思います。」
親衛隊のときみたく、一気に言う。会長は目を見開いていたので1つ案を出してみた。
「一歩くんが僕の所に行きそうになったら一歩くんを捕まえておくとか、そうしてくれればトロイ僕でも逃げれます。」
しばらく黙っていた会長は分かったと言ってどっかにいってしまった。
それからしばらくまた平和な日々が送れていて親衛隊にお菓子あげたりしてたけどそれに会長や他の生徒会の方たちが混ざる日はそう遠くないらしい。
終わり
あとがき
もっとちゃんと総受けっぽくするつもりだったけど文章力のなさに無理矢理感が、、