†記憶と絆と物語† No.7 「ねぇ。1つ聞いて言い?」 マーモンが表情を変えずに言う。 フードを深く被ってるから何処を見てるのか解らない。 「此処までの話さ。理解出来てる?」 「「出来てません!!」」 「俺も。」 「馬鹿野郎。つーか、テメェもかよティアラ!!」 3人が自信持って言うのに対して桜花が持っている飴を投げる。 飴は見事に3人の頭に当たる。 「それ食って頭働かせろ」 「糖分!!バッチコーイ、とーぶん!!愛してるぜ!!」 「気持ち悪っ」 「つーか、俺。ティアラって名前じゃねぇし」 『ドンマイ、碧萎ちゃんとベル」 碧萎が元気良く言う。 桜花が再び紙を折る。 「・・・どーすっかな〜」 「1人ずつ自分の状況を言って行けばいいんじゃない?」 「うわっ。面倒」 「しょーがないと思うよ」 「しししっ。ドンマイ」 「いいね気楽で。・・・しょーがねぇなぁ〜」 「そーだよ!!しょーがないの!!」 「碧萎ちゃん。殺されるよ」 [*Ahead][Next#] |