†記憶と絆と物語† No.4 「広ーーーーーーーい!!」 碧萎の声が響き渡る。 椅子に座って碧萎が喜ぶ。 碧萎の隣にはマーモンと桜花が座っている。 桜花の前の席は空席。 碧萎の前には鈴祢、マーモン前にはベルが座っている。 「良く来たね」 「だってさ。・・・ねぇ?」 碧萎が桜花に言う。 桜花がうんっと言い溜息をした。 「人んちの真上にヘリで来られたら断れねぇだろ」 「骸が口あんぐりだったよ」 笑いながら2人が言う。 鈴祢は苦笑いをしながら軽く謝っていた。 「あとね。いろいろ話そうかなって」 「そうそう。並盛商店街で会ったときはいろいろあってさ。あんま話してないだろ?」 「あの時?確か碧萎ちゃんオバサンと戦ってたね」 懐かしいねっとそんなに前の事でもないのに言っている3人。 「ヘリの中で桜花と話てね。いろいろっと桜花が考えてね〜」 「“桜花”が考えたんだ・・・」 「うん。乗り物酔いを我慢しながら考えてたよ」 「コイツ、遊んでんだもん」 「何で遊んであたの?」 「「ヘリの運転手」」 [*Ahead][Next#] |