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†記憶と絆と物語†
No.6



「きょーやー。いっぱいならんでるー!!」
「そのぐらい見れば解るよ」

6人が見たのはコーヒーカップに並ぶ人の長い列。
休日の今日はとても混んでいた。

「どーするんですか雲雀恭弥」
「おまえがなんとかしてよ」

骸が雲雀をからかっていると碧萎にハッキリと言われてしまった。

「・・・あおいちゃん・・・」
「なに、すずね?やっとなきやんだね」
「・・・このひと。ないちゃうよ?」
「いいんじゃない?」
「よくねぇーよ。結構、ヤベェよ」

碧萎と鈴祢の会話を聞いていたベルが骸を見る。
落ち込んで体育座り。
見ているこっちが疲れてくる。

「むくろー!!」
「クフフフフ。何ですか桜花。貴女も僕を苛めるんですか?クフ・・・、クフフフフフ」
「あおいはねー。しゃいがーるだんだって!!』
「シャイガールですか?・・・というより何故貴女がそんな言葉を・・・」
「にーちゃんが言ってた。しゃいがーるじゃねぇの?って」
「そうなんですか・・・」

うんっと元気良く桜花が頷くと後ろから碧萎に叩かれた。

「なにばかいってんの」
「だってにーちゃん、いってたよ!!」
「うそにきまってるでしょ」
「え〜。にーちゃん、うそいわないよー」

2人がどうでもいい会話をしていると雲雀がどんどん進んで行くのが見えた。
慌てて5人も歩き出す行く。











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あきゅろす。
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