[通常モード] [URL送信]

†記憶と絆と物語†
No.4





☆★





髪を纏めるオレンジ色のゴムに付いている2つの鈴。
歩くたびに黄色い鈴がリリンッと鳴っている。
明るいゴムとは真逆の真っ黒なコートを着ている。

「美味しかったぁ〜!!」
「伸びしなくていいからさ。さっさと行くよ。」

【竹寿司】っと書いてある店から出てきた真っ黒いコートの鈴祢とベル。
昨日約束した通りに寿司を食べて来たらしい。

「って言うかベルさ。あまり食べてないよね」
「食ったじゃん」
「ほとんど板前さんと魚刻んでたよ!!」
「いいじゃん別に」

ついでに何か買おうっと事になり並盛商店街に。

「―――にしても・・・」

キョロキョロっと周り見る鈴祢。
周りはザワザワっと落ち着きの無い状態だった。

「何かあったのかな?」
「しししっ。興味あんなら行けばいいじゃん」

マジで?っと鈴祢がベルの方を向く。
どうでもいいっと言われると思ったらしい。

「・・・いいの?」
「暇潰しな」

そう言いベルが鈴祢の前を歩く。
リンッと鈴が鳴り鈴祢が歩き、ザワザワしている方に歩いて行く。












[*Ahead][Next#]

4/10ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!