†記憶と絆と物語†
No.2
「鈴祢〜?」
「・・・―――ん?」
誰かに呼ばれてる感じがした鈴祢。
鈴祢が目を覚ます。
「鈴祢?」
「・・・べ、ベル?」
「鈴祢!?」
「わ、私だけど?って言うか他に誰?」
えっ?っと解らなくなる鈴祢。
ベルは何やら喜んでいる様子だった。
「騒がしいんだけど?」
ヒョコッと赤ん坊が出て来た。
「やっと起きたかい?」
「・・・はい?」
まだ解らない鈴祢。
「わかんねーの?鈴祢は2週間も寝てたんだぜ?」
「何してんの私!!」
「永眠」
「マジでか!!もうちっと寝たかったぜ」
「それこそマジでかだろ。マジふざけんな。」
鈴祢は大人しくしててっと赤ん坊に言われる。
「えっと・・・」
「僕はマーモンだよ」
「宜しく?」
「何で疑問形なの」
「鈴祢、ずっと寝てたんだぜ?王子暇だからずっと呼んでた」
「ずっとじゃないでしょ。僕やスクアーロと交代したよ」
「レヴィの番の時唸ってたぜ?」
「レヴィ・・・。キモイって言ってた・・・」
「そんな事言ったらレヴィが可哀想。普段から可哀想なのに」
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