†記憶と絆と物語† No.4 「あ。1つ気になってたんですけど」 「何?」 「ボスって何のボスですか?」 2人が驚いた顔をする。 ベルは驚きすぎて、口をあんぐりっと開ける。 「あ。スクアーロ。ボスに呼ばれてなかったっけ?」 「・・・」 思い出したのか、速効で部屋から出て行く。 凄い嫌な顔していた。 「で、ボスって何のボスですか?」 「ん〜、とね。ヴァリアーだよ」 「ヴァ、リアー?」 言い難そうに言う。 少しでも間違えたら違う言葉になる。 「ヴァリアーって何?」 「お前。さっき言いまくったから言いにくいんだよなぁ〜」 「何がですか?」 「ん〜とね・・・。暗殺部隊、ヴァリアー」 「暗・・殺・・・」 鈴祢の体が震える。 ベルの表情は前髪で良く分からない。 鈴祢の目が見開き信じられないっと感じの顔。 [*Ahead][Next#] |