†記憶と絆と物語† No.2 「待てぇ!!」 ナイフを向けられてる。 意識はあるけど体が動かないから逃げれない。 しかもボーっとしてる。 「ボスに聞いてからやれぇ!!」 銀髪のロンゲの人・・・。 「何で王子がそんな事しないといけないわけ?」 「さっきまでこんな女居なかっただろぉ!!」 「そうだけど?」 「・・・っ。何でもいいから聞けぇ!!」 あ。 理由が無くなったのかなぁ。 そして、ティアラをしている人が、携帯電話を出す。 「ボ〜ス」 面倒っと感じで言う。 もう繋がったのか、話始める。 幽かに見える2人には血がいっぱい付いていて、生臭い。 「何か女がいんだけど。殺していい?」 「≪女?≫」 「うん。動かねぇけど、生きてる」 「うおぉい!!殺すって言ってんだから、生きてるだろぉ!!」 「五月蠅い、鮫。ね、いい??」 「≪・・・連れて来い・・・。≫」 「「・・・・・・」」 前で話しをしている2人が変な顔をしている。 どうしたんだろう・・・。 「わ、分かったよボス。王子偉いから連れて帰るよ、殺して」 「≪馬鹿野郎。生きてに決まってんだろ≫」 「マジでか」 「≪俺はいつだって大マジだ≫」 ティアラの人が返事をして、ブチッと切る。 何かに引いている様です。 [*Ahead][Next#] |