†記憶と絆と物語† No.9 「いやぁ〜。マーモンやめてぇーーー!!」 碧萎が叫ぶ。 「どーよ。自分が叫んでるのを見て」 「すっごく悲しいよ」 「あ。俺解るんだけど。その気持ち」 「そぉか?」 「お前桜花じゃん。叫んでねぇよ」 「叫んでやろっか。棒読みで』 「やめろぉ」 テレビなんて観ずに話す4人。 真中に座る碧萎と鈴祢は怖いっと言いながらも観ている。 「あ。メリーさんじゃん」 「メリぃぃぃぃいいいいぃぃぃぃぃ!!」 「大丈夫だよ。CMの後だって」 ベルとマーモンとスクアーロが碧萎の叫びで耳をふさぐ。 鈴祢が手をグッと拳を握り締める。 「怖いの駄目な人〜!!」 CMになったので碧萎が少し大人しくなった。 碧萎の問いに鈴祢が手を挙げる。 「怖くねーに決まってんじゃん。ヴァリアー舐めんな」 「並中、風紀委員舐めんな」 「僕も平気だよ。」 「・・・私ヴァリアーだよ」 「・・・」 スクアーロが違う所を見て黙っている。 「スクアーロ。怖い?」 碧萎がニッと笑う。 「こ、怖くねぇぞぉ!!」 「へぇ〜・・・」 「桜花。メリーさん始まったよ」 マーモンに言われてやっとかっと感じに桜花が観る。 碧萎と鈴祢も恐る恐る観る。 [*Ahead][Next#] |