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鳴狐とお付きの狐と
*語り部お付きの狐


長い時間手入れ部屋にいた童子切の様子を鳴狐はしょっちゅう見に来ていました!

童子切はあれからまだ目が覚めません

掛布が上下に揺れるのをみて
生きていることを確認できるのです

「鳴狐!そろそろ夕食の時間では?
早めにいかねば燭台切に叱られますよ?」

「…童子切はお腹、すかないのかな」

なんとお優しい!!
鳴狐は優しいですなぁ!!!


するりと鳴狐は童子切の頬を撫でる

ぴくっとまぶたが動いた

「!!!童子切?」

鳴狐は驚いた様子で童子切の名を呼びました

私めもはらはらしております!

「なき…ぎつね?


おはよう?」

なんともまぁ気の抜ける!

それでも安心致しました!鳴狐も、嬉しそうにしております!

「主と、加州に、知らせてくる」

すくっと立ち上がって部屋を出ていこうとする鳴狐


!!

「待ってください鳴狐!!!鳴狐ぇー!!」

危うく置いていかれる所でした!









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あきゅろす。
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