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04
無事入学式も終わり、
とうとう部活…かと思いきや、
今日はどの部活も休みの日だった









のだが、

青道の一軍選手+沢村(×2)は、集合がかけられた


そこに来た一軍選手、全員が目をまるくし、2人の顔を見比べた





「「ちわーっす!」」





…まわりの目は白い
きっと全員思ったことは同じであろう


馬鹿が増えた、と





「監督っ!
自己紹介いるっ?」



「好きにしろ」





「えと、
沢村栄純の双子の妹、
沢村涼です!!
一軍だけの秘密マネージャーとして呼ばれて、
寮で暮らすことになりました!
よろしくお願いします!」


「涼をよろしくお願いしやすっ!」







「よし、結城と伊佐敷と沢村妹、残れ。
それ以外は解散!」




まだ、頭が回転しないまま選手たちは返されてゆく

ただ、知っていた御幸と倉持と増子を除いては。





「一軍の秘密マネージャーって、なんで秘密なんだろな、あいつ」

「ひゃはっ、一軍しか知らせないつもりだからじゃねぇの?」




「へーえ、2人ともあの子がいること、知ってたの?」


「「りょ、亮さん…」」




2人が何かを知っていると悟った、亮介が喋りかけてきた















「え、と。
一軍でお世話になります!!」


「あぁ。
キャプテンの結城
よろしくな」

「副キャプテン、伊佐敷だ。」



固くなりながらも、挨拶をかわした。


「今朝、倉持といたのって沢村じゃなかったんだな
なんかおかしいと思ったが…。」

「ちょっとありまして…」



「結城、伊佐敷」

監督が、喋り始める


もちろん、内容は監督と涼しかわかっていない





「こいつには、一軍のバッティングピッチャーをやってもらうためにここへ来てもらった。」



「「!!!?」」




もちろん、2人は驚きを隠せない。



「いいな、解散だ。」




「「「…」」」






なにか気まずい空気が流れている




「おい、てめぇ、涼とか言ったな
なんで、バッティングピッチャーなんてやる」

「ストレートの最高速度は?」


信じられない2人は、涼に寄ってたかる。



「理由は、私にもイマイチ…
栄純を見に来た礼ちゃんが、練習を見て私を誘ってきたんです
ストレートの最高は、
140qぐらいです」


「「…!!」」




女で、140なんて到底出せるとは思わない。

「球種は?」


「えっと、ストレートと、フォーク、カーブにスライダー、んで…」



涼が、指折り出していく球種に2人は驚愕した。



「てめぇ…本当に、あの沢村の妹?」


「栄純は、正真正銘の兄ですよ。」

涼はにっこり笑った。












その頃、倉持と御幸は…




「ふふっ、面白いことになりそうだね。」






亮介の黒い、何とも言えない笑顔にやられてすべてを説明した。


「亮さん、絶対涼のこといじめるな、こりゃ」

「ああ、まあ、馬鹿だしやってけんじゃねぇの?」




「…そうだな」












(では、キャプテン、ヒゲ先輩っ。おやすみなさい!!)((…。))












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あー、楽しい(笑)



あきゅろす。
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