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Ace of diamond
たったそれだけで幸せ(降谷暁)



最近、恋をした。
前の彼氏と別れたばっかりだけど、
どうしょもないこの感情。
どうしょもないこの熱。
火照り。
見てるだけでも、
本当にドキドキするよ
でも、じーっと見てるとき目が合ったらかなり焦るの!
あれほど焦ることはないぐらいにねっ
大好きすぎて、苦しいの






そして、今。
わたしは走っています

全速力ですよ。
朝練に遅刻しそうで怖い
わたしの部活(バレー)の顧問は遅刻に厳しいの



全速力で走っていると
もうすぐ門というところで
ふと見覚えのある長身が目の前を駆け抜けた
思わず足が止まった








「降…谷 くん…?」









間違いない。
彼だ

彼だった


わたしはその場にしゃがみこむ。
顔がニヤける…





そのせいで朝練も見事に遅刻。
でもいいもの見たからいいの
気にしないっ










次の日の朝練はさすがに遅刻はいけないと思い、
早めに家を出た。



「おはよっ!」

前のほうを歩いていた友人に声をかけ、一緒に朝練へ向かう
昨日は、見れて嬉しかったな、今日も見れないかな
なんて淡い期待を抱いて歩く




普段彼は寮からやってくるので門の付近でばったり会うぐらいしかできない。
だから、その一瞬のチャンスが必要とされ、
運試しでもある。







もうすぐ門…


















「…っ!!」



見えたのは彼の姿。
わたしは、ちょっと走るかなんて言って友人を巻き込み、走り出す




これって…

タイミング合うんじゃない…!?























まさか、だった。
キセキ、だった。
本当に、会った。









「おはよ!」







ありったけの勇気を振り絞り、精一杯の笑顔でおはようを言った。



心臓がうるさいぐらいにドキドキ言ってる。
きっと今、体全体が心臓だな、なんて馬鹿なこと思っている









「おはよ」














わたしの目をみておはようを言ってくれた
嬉しかった






恋って人を単純にするよね。


だって…





(そのばに突然しゃがみこんだから友人はびっくり)





―――――――
…中2病か?w

いや、実話ですよ。はい。
変換無し、ごめんなさい!!!



あきゅろす。
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