be free
大人の玩具。
指で割れ目をくすぐると、蜜にまみれたそこはくっと口を開いた。
受け入れ体勢は万全、といったところか。
もっともこんなに素直で淫らな秘部を持つ本人は、いまだに不服そうに眉をひそめたままだが。
「うあ、は…ッあ…」
「ほら、入っちゃった」
しかしながらもう抵抗する元気も余裕もないようで、いつものように邪魔されることもなく私は手にした玩具を彼女の膣内へと導くことができた。
「もっと大きいの、今度チャレンジしてみる?」
「馬鹿なこと言わな、ぃで…ッ!」
からかうつもりで言ったのだが、実際膣内は反発が大きい。
比較的すんなりと呑み込まれていった筈なのに、今度は押し込むことさえままならなくなってきた。
「もっと力抜いて?」
「無、理…ッ」
頭を左右に振り、苦しそうに肩で息をする。
しかし決して痛みからくる表情ではないだろう。
その証拠に、膣口がひくつくたびにほんの僅かにできる隙間から、蜜がとろとろと溢れ出てくる。
「だってキツキツで、バイブ折れちゃいそうよ?」
「そ、んな訳ッな、ぁあッ」
その上、こんなにも甘い声。
呼吸に合わせて微妙に動かしてやると、遥希は潤んだ瞳を細めて更に喘いだ。
「ふふ、さっきの言葉は撤回しなきゃ」
奥の方が少しずつ緩んできているのを手応えで感じ取った私は、一度玩具を先端ギリギリまで抜いてやる。
汗で光る額に口づけると、私はぞくぞくと背中を駆け上る感覚に促されるように微笑んだ。
「いやらしい遥希にゃんには…」
「あ、はぁ…ッ」
じわじわと奥深くまで沈めて、
「このサイズで充分」
「ひぁあうッ!」
腹部側の壁を擦るようにしながら一気に引き抜く。
どちらの場合でも遥希は細い身体を震わせて、可愛らしく、そしていやらしく鳴く。
玩具のスイッチは「OFF」を示したまま。
しかしそれだけでも彼女の膣壁は大きな収縮を繰り返し、侵入者を放すまいと食らいつく。
「だって気持ちぃもんね。大っきいのじゃなくても遥希は気持ちくなっちゃうもんね」
「やだやめ…ッ」
「いやらしい子。どうしてこうなっちゃったのかしら」
「やだぁああッ!」
彼女の身体は、この異物が自身に快楽を与えてくれることをすっかり覚えてしまっているのだ。
「お、姉ちゃん、が…」
触れても痛がるだけだった陰核は、今では服の上から軽く撫でてやるだけで声を漏らす。
当初は鈍感だった入り口付近も、今では指で攻めればすぐにでも達する。
「お姉ちゃんが…ッ全部そうしたのに…!」
そうね、全ては私がじっくりと愛しい貴女の身体に教え込んだ、その結果だもの。
この手で染める喜び
「いやらしい遥希も好きよ。大好き」
馬鹿姉、と私を睨み付けながらも遥希は、私の頭を引き寄せてキスをくれた。
※以前は痛がるわ暴れるわ(これは今も)で、相当苦労した様子。
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