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古いわね(こへ竹)※


「到着ーっ!」
「うわっ!!」

ドサッ バタン!

「あ。ごめん、大丈夫か?」

連れてこられたのは山奥の小さな小屋だった。中を見渡せば牧や木材、また縄などの道具が置かれている。どうやら此処は倉庫のようなものらしい。


「こんな所に小屋なんてあったんだ…」
「うん。実はあるんだよな!私もこないだ委員会で見つけるまでは知らなかったんだけど!!」
「へー…」
「でも良かったかも!此処なら案外見つかんないし、中々いいよな!」

先輩はニコニコと笑いながら俺との間合いを摘めてくる。

「せっ…先輩…?」
「さっ、やろう!竹谷!!」
「ひっ…!?!?」

先輩が勢いよく俺に飛びかかり、押さえつけてきた。背中が柱にぶつかり、一瞬息が詰まる。

「丁度縄あるし、縛っとこーな」
「えっ!ちょ!?先輩!!!何してるんですか!!!」
「あ。あんまり暴れると痛いのは竹谷だかんな?何か他に聞きたいことある?」
「離して下さい!」
「それは駄目」

先輩はギュッと俺の両腕を縛り付けて固定した。そのまま腕をずらし、俺の頬に触れる。

「これから、お前を私のモノにするんだからな。」

大きく見開いた瞳から見えたのは、首筋に噛みついてくる獣の牙―――――――











「っうっっあぅっ…!!!」
「気持ち良くなってきた?」
「誰…っが!!!」
「強情。うん、…女じゃこうはいかないな」

ゴツゴツした指がもう三本も呑み込まれ、ギチギチと一杯になっていた。

先程から、真っ白になるあの感覚に耐えるべく奮闘しているのだが正直な所限界が近い。
ふと、よぎったのは黒髪のアイツ。

「へ…すけえ…」
「…へーすけ……久々知か?」
「あ…」
「なんだお前、久々知とできてんのか」
「………一、応」
「へえ!」

先輩は一度瞳を輝かせると「話を戻すけど」とまた動きを再開した。

「大抵はさ、こんなにしたら腰振ってお願いしてくるんだけど、竹谷はいいね。ギリギリまで美味しいかも」
「っあっ…ひぃっっぐ!」
「ほら、もうこんなビンビン。辛いだろ?」
「ひゃあぁあっ…!?」

先輩は左足を掴んでいた方の手を俺の前に這わせて力任せに握りこみ、弄ぶ。

「あっぁ痛っ…いたいっ…!やめ、あっぅああっ」
「ははっ、可愛いなあ。」
「っあ!!!!」

先輩がこれまでになく俺の場所に力をこめ、刺激を施した。反射的に体が震えてしまうのを抑えきれない。

「イっちゃえよ!」
「ひっ!いぁ あ あぁああああっ!!!!!!!」

努力虚しく…とうとう俺は白濁を先輩にぶちまけてしまった――――――

「はあ…はっ…はあ」
「ただ一つ、竹谷、お前が久々知のなんだと思うと。私は許せないぞ!」
「はあっ…あっ…」
「あいつなんか忘れてしまう位に私をやろう。そうすれば私のモノになる」
「ひあっあ!!!!!」

先輩は先程とは違うギラギラとした獣の瞳で俺を見、猛った先輩の雄を俺に突き立てた。

「締まり具合もいいな、本当に気に入ったぞ竹谷!」
「やっ!いやだっ!やだっ!あっああ、あああっああ!!!!」
「ははははははは!!!!!」


意思に反してジュプジュプと激しい水音と快感が身体を急速にかけあがる。
俺はまたも震えてしまい、虚ろな目でここにはいない恋人を想う。…もう、上手く言葉は結げなかった

「やあっああっんっんあっあっ!!!!!!!」
「出す、ぞ!!!」
「っ…ひぁあああぁああああっ!!!!!!」







(兵助、兵助、)
(ごめん、な)






古いわね
(新しい玩具!だあいすきっ!)

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あきゅろす。
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