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White Summer(久々竹)※♀竹



「あっつー…」



ジリジリと焦がすような暑さが身を参らせる。俺もその1人だった。
自室の床にゴロリと寝そべり俯せてみるが…何ら暑さは変わらない。(上着脱いでも暑いだなんて…これ以上どうすりゃいいんだ!)


「もーっやだ!暑い!」
「はっちゃんただいま〜ってどうしたの?」
「あ。兵助〜」


委員会帰りの兵助は1つ首を傾げた後、静かに開け放たれていた襖を閉じる。


「暑くて暑くてしょうがないんだよっ!兵助なんとかしてくれー」
「そんなこと言われたって…、あ。」
「何々?何か思い付いた!?」
「うん!思い付いた思い付いた!!!ちょっと待ってて!」


兵助は立ち上がって風のように部屋を後にした。(すげー早〜)


「はあっはあっ!はっちゃん!もっかいただいま!!」
「おー、お帰り!…ってかそれ、何?」
「へへっ!!じゃーん!!!食堂のおばちゃんに頼んで冷やしてもらってた豆腐!」
「また豆腐か!俺が豆腐嫌いなの知ってんだろー…」
「冷え冷えだぞ!」
「確かに冷えてるみたいだな。兵助…食うの?」
「ううん。こうする。」


にこにこと笑みながら兵助は豆腐に手を伸ばす。と、


べちゃっ


いきなり俺の顔に真っ白の冷たい塊がどろりと滴った。


「ひっ!!!!」
「ね。冷たいだろ?」


べちゃっ べちゃり


兵助はどんどん投げつけてきた豆腐を俺の身体に塗りたくってくる。


「やっ!やだっ!!やめろっ!」
「嫌じゃないでしょう?暑いの何とかしてって言ってたじゃん。」
「いっ言ったけど…っ!!」


いつの間に手をかけたのか兵助は黒のタンクトップをめくりあげ、さらしをパラリと外している。
ビクリと肩が鳴ってしまった。


「さらしなんてしてるから余計に暑いし苦しいんじゃない?俺が涼しくしてあげる」
「しなくていい!しなくていいからっ!!離せっ!」
「駄目。離さない。」


とうとう巻き付けていたさらしを剥がされて隠していた胸がぷるりと出てしまった。自然、顔が熱を持つ。それと同時に嫌な予感が、した。


「兵助っ…まさかっ」
「そのまさか。てやっ」
「ひゃうっ!」


今度はたっぷりと俺の胸に豆腐を塗りたくりにかかる。彼の手は世話しなく愛撫を続けていった。


「あっうぅっやあぁっ」
「相変わらずはちの胸はおっきいね」
「やっ…言うなよおっ」


熱い舌が突起と豆腐を拭い、そのたびにゾクゾクと背に電流が走る。

「はあっ。だめっ」
「駄目だなんて言っても本当は気持ちいいんじゃないの?ね、はっちゃん」
「ひぅ!っ!!ああ!」


兵助はカリリと頂を甘噛みし、同時に下腹部に腕を伸ばしてきた。


「ほらっはっちゃんのナカもうこんなになってる。」
「やあっ。へ、すけ」
「無理は体に毒だもの!俺が目一杯気持ちよくさせてあげるよ。」


ニコリと微笑んだ彼はおもむろに残りの豆腐をナカに詰めてきた


「なっ…!ひっゃあぁあっ」
「豆腐って柔らかいからさ、すぐ崩れちゃうね。ほらっ聞こえる?はっちゃん」


グチュグチュと水音を一層鳴らしてきて、聴覚までも犯される。


「いっ…いい加減にしろっ…兵助え!…」
「そんなに豆腐が嫌なの?はっちゃん」
「だから、俺っ豆類嫌いなんだってば…!」
「仕方無いなあ。」


そう言いながらも楽しそうに口元を歪ませ、あろうことか彼は舌を伸ばしてきた

「ひっ!んあぁっ!!」
「あ。感じひゃった?」
「しゃべっんなあぁっ!」


グチュリとナカの豆腐を舌で絡めとっていく感触に不覚にも俺は反応してしまう。
自然、腰が動いてしまった。


「ん、はっちゃん。欲しくなっちゃった?」
「はあっあ…」
「言いなよ。言わなきゃわからないよ」
「…っへっすけぇ…」


普段はヘタレな癖にこういう時は容赦のない兵助に俺はいつも勝てやしない。
もう、俺は身体が熱くて熱くて仕方なかった。


「うぅっ……ちょうだ…い、兵助の。なあ、お願いっだから…!」
「ふふ、ちょっと具体性が足りないけど…今日はそれで許したげる…っよ!」
「ぁああっ!!!!」


殺那、猛った雄が宛がわれて一気に押し込まれる。じゅぶじゅぶと一層水音が増して、最早聴覚は役に立たない。


「あっああっふああんっ」
「はあっ…はっちゃん…」
「やぁっああんっ」
「大好きっ…だよ」
「へっ…すけえ!」


苦しそうな嬉しそうな何とも言えない兵助の顔が見えて、不覚にも胸が高鳴る。(嗚呼、きっとこれは、暑さのせいだ。きっと)


「ひゃあっああっあ!!!!」
「いいとこ見っけ」
「あっんん!ダメッ!そこはぁ…っ!はあんっ!!」
「駄目なはずないでしょ?こんなに、とろっとろなんだからっ!」
「ひゃあっ!ああんっ!もっダメッいっイッちゃ…!」
「くっ!はち…っ!」


根本までを捩じ込まれ、耐えきれなくなった俺達は絶頂を共に迎えた。
ドクドクとあつい兵助の飛沫を腹に感じる。


「あつっ…」
「はあ…あっ…はち…」
「ん…」


ふと、兵助が唇を重ねてきた。情事の後はいつもこうやって甘えてくる。しょうがないな、なんて強がるけれどついつい俺はそれを愛しく思って受け入れてしまうのだ。









(熱いの、全然解決出来てないじゃん……)













White Summer
(まあ、いっかな…)
初にょ竹でした…!久々知に流されてるよ竹谷!しかしラブラブっぽいのでいいか、もう、流されても(え)久々知は竹谷が愛しくて仕方ないのでした!そんな感じ!豆腐ぷれい万歳!!←
……しかしあんまりにょたっぽさが出ませんでした…精進しますOTL

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あきゅろす。
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